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関東軍第731分遣隊
露FSBはハルヒンゴルでのソ連に
対する日本の生物兵器使用に
関するアーカイブを機密解除

ФСБ рассекретила архив о применении Японией биооружия против СССР на Халхин-Голе
IZ War on Ukraine #5630 30 August 2024

ロシア語訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)

E-wave Tokyo 2024年8月30日

写真: IZVESTIA/Alexey Mayshev

 2024年8月30日、06:39 6817 FSB 機密解除された文書 日本 第二次世界大戦 生物兵器

本文

 ロシアFSB(ロシア連邦庁)は、1939年8月のハルヒンゴル川付近での戦闘中に日本がソ連に対して細菌兵器を使用したことを証言するアーカイブ文書の機密を解除した。この文書は、ソ連・モンゴル軍が日本の関東軍に勝利した85周年を記念して出版された。

 アーカイブ文書は、これまで知られていなかったハルヒンゴル川での軍事作戦のエピソードを明らかにしている。したがって、関東軍第731分遣隊が細菌兵器を使用したと報告されている。彼は、致死性の感染症に感染させるなど、人間に対する残酷な実験を行ったことで知られている。

 赤軍はモンゴル軍部隊と協力して、モンゴル人民共和国の領土に侵入した日本軍を撃破した。その後、64万人以上の日本軍人が極東でソ連の捕虜となった。日本軍捕虜の収容所では、細菌兵器の開発に関与した者を特定する作業が行われた。

 ハルヒンゴルでの最初の細菌兵器使用事件について語った日本陸軍上級下士官林和夫の尋問手順書も公表された。

 「ある地域を腸チフス菌に感染させる実験が、1939 年 8 月 29、30、31 日の夜に行われた。日本軍の撤退中に、赤軍の部隊が集中するはずの地域が選ばれた。 この地域が感染した。ハルハ川とホルステン川の水は細菌を広めるために使われた」と日本軍上級下士官の尋問報告書はこう述べている。

 FSBによると、第二次世界大戦中に細菌兵器の開発、生産、実験に携わった元日本軍人の裁判は1949年12月25日から30日にかけてハバロフスクで行われた。

本稿終了