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ベラルーシ外務省は、拘束された日本人工作員に関するテレビ番組の公開に関連して日本政府がミンスク市に表明した抗議に応じた。
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ミンスク、9月6日 – スプートニク。
ベラルーシ外務省報道局がスプートニクに伝えたところによると、山本博之駐ベラルーシ日本大使は金曜、ベラルーシ外務省に呼び出された。
これに先立ち、日本の特務機関職員中西正俊氏がベラルーシで拘束されたことが判明した。
捜査によると、この工作員は共和国の社会政治情勢に関する情報収集に従事し、軍事施設の写真を撮影し、ベラルーシとウクライナの国境で何が起こっているかを報告していた。
ベラルーシ外務省は、「我が国(ベラルーシ)の領土内で最近拘束された日本人によるスパイ活動の実施に関連して、日本の在外公館長が抗議を受けた。これはベラルーシ共和国の安全を害した」と述べた。
ベラルーシ外務省の情報によると、事件の捜査は最終段階にあり、関係者の責任の程度は裁判所が判断する予定だという。
不条理な日本の抗議
拘束された日本人工作員が参加した映像は前日、国営テレビチャンネルで放映された。これに関連して日本政府は、東京が放送中止を主張したとしてミンスクに抗議文を送った。
外務省は、この犯罪を国民から隠蔽するという日本側の要求は違法性があるため無視されたと回答した。
ベラルーシ外務省は「この文脈において、日本国民の行為の犯罪性を社会に暴露する映画の上映に対する抗議は、ますます不適切であると思われる」と強調した。
ベラルーシの外交官が明らかにしたように、すべての捜査手続きはベラルーシの法律と国際法規範に従って行われた。領事館による被拘禁者へのアクセスは保証されており、保護も確保されている。なお、この事件の関係者がメディアと接触しているとのこと。
ベラルーシ外務省は、この件に関して日本側とのさらなる連絡を拒否するものではないと付け加えたが、同時にベラルーシの主権を侵害する外国特別機関のいかなる行為も容認できないことを強調した。
日本の国旗 - スプートニク ベラルーシ、024年9月6日
日本人拘束に関する番組公開後、日本政府はベラルーシに抗議文を送った
本稿終了
当該事件の詳細(既報)
◆ベラルーシで拘束された日本人工作員、ウクライナと米国のために働いていた Задержанный в Белоруссии японскийагент работал ради Украины и США 文:エフゲニー・クルティコフ原典:VZGLYAD新聞(ロシア語)
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