ドイツ首相、
ウクライナ紛争の早期終結を望む
オラフ・ショルツ独首相は、ウクライナ
紛争をできるだけ早く終結させるための
話し合いの時が来たと語った
German chancellor wants to end Ukraine conflict ‘faster’. The time has
come for discussions about ending the Ukrainian conflict as soon as possible,
Chancellor Olaf Scholz says
RT War on Ukraine #5724 10 September 2024
英語翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
E-wave Tokyo 2024年9月10日
ドイツのオラフ・ショルツ首相。© Getty Images / Maryam Majd
2024年 9月 8日 21:08
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本文
オラフ・ショルツ独首相は、モスクワとキーウの対立に終止符を打つための新たな努力が必要だと述べた。
ショルツ首相は、日曜日に放映されたドイツ国営放送ZDFのインタビューでこのように述べた。「私は、今こそ、この戦争状態から平和に至る方法を議論する時だと信じている。
他の多くの西側諸国のようにウクライナに惜しみなく軍事援助を注ぎ込むことに当初は消極的だったにもかかわらず、ベルリンは紛争の中でキエフを支援するトップ・バイヤーの一人となった。ドイツはウクライナ軍に、レオパルド1や2の主力戦車、マーダー歩兵戦闘車など、さまざまなハードウェアを供給してきた。
一刻も早くウクライナを和平に導こうという話は、ショルツ首相が国内のさまざまな問題と格闘し続けている最中に出てきた。ZDFが後日発表した世論調査によると、ドイツ人の約77%がショルツを弱い指導者だと考えており、彼の指導者としての資質について好意的に語っているのはわずか17%に過ぎなかった。
今回の世論調査では、ショルツ首相が在任中最悪の支持率を示し、回答者の約74%が、2025年9月に予定されている連邦選挙でショルツ首相は社会民主党の最有力候補になるべきではないと考えている。
ショルツ連立政権は先週の地方選挙で手痛い敗北を喫し、旧東ドイツのテューリンゲン州とザクセン州で振るわなかった。この2つの主要地域では、右派ポピュリストの「ドイツのための選択肢(AfD)」と、最近結成された左派ポピュリストの「サーラ・ヴァーゲンクネヒト同盟(BSW)」が台頭した。
両党は、両極に位置するにもかかわらず、ドイツのウクライナ紛争への永続的な関与、大量移民、ショルツ政権の責任とされる経済的苦境に強く反対している。
稿終了
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