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モスクワ(スプートニク) - ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の、ロシア奥地への西側諸国の兵器攻撃の影響に関する声明は極めて明確で曖昧さがない、とクレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は金曜日に述べた。
「プーチン大統領が昨日行った声明は非常に重要だ。極めて明確で、曖昧さがなく、いかなる誤解も許さない。そして、この声明が相手に届いたことに疑いはない」とペスコフ氏は、ロシアに対する長距離兵器攻撃の結果に関するプーチン大統領の発言に対する西側諸国の反応をクレムリンが把握しているかとの質問に答えて述べた。
プーチン大統領は木曜日、NATO諸国はキーウによる西側諸国の長距離兵器の使用の可能性について議論しているだけでなく、ウクライナ紛争に直接関与するかどうかも検討していると述べた。
ウクライナ紛争への西側諸国の直接関与は紛争の性質を変え、ロシアはそれによって生み出された脅威に基づいて決断を下さざるを得なくなるだろうとプーチン大統領は結論付けた。
モスクワとロンドンの外交関係断絶の議論なし
ペスコフ氏は、モスクワ駐在英国大使館の政治部職員6人の資格が取り消されたことにより、ロシアと英国との外交関係が断絶されるという話はないと述べた。
モスクワ駐在の英国大使館職員6人の資格停止を背景に、モスクワが英国との外交関係断絶にどの程度近づいているか、あるいは近づいているかとの記者団の質問に対し、ペスコフ氏は「これについては話されていない」と述べた。
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