.エントランス
特集・米国によるRTなどロシア・メディア攻撃
米国は自国の弱点を
隠すために
制裁を利用
- アナリストがRTに語る

 
イランの学者が、米国が反対意見を黙らせようとするのは
国内の問題から国民の目をそらすためだと述べている。

US using sanctions to cover its
own weaknesses – analyst to RT

RT
 War on Ukraine #5776 14 September 202
4


英語訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
E-wave Tokyo 2024年9月15日


 米国は自国の弱点を隠すために制裁を利用 - アナリストがRTに語る
© ゲッティイメージズ / NurPhoto

本文

 米国は国内問題を抱え、世界的超大国としての地位をとうに失っている、とテヘラン大学のサイード・モハメド・マランディ教授は金曜日RTに語った。ワシントンはその事実を認めず、制裁を利用してまだ支配権を握っているという幻想を作り上げていると同教授は付け加えた。

 ワシントンがロシアメディアを標的とした一連の新たな規制を発表した後、マランディ氏は、これらの措置はアメリカの「政権」が「自由でも民主的でもない」ことを示すさらなる兆候だと述べた。

 米国務省は金曜日、RTが世論に影響を与え、米国の選挙に干渉し、一般的に世界各国の「主権問題に干渉」することを目的とした秘密の偽情報ネットワークに資金を提供していると非難した。

 ほんの数日前、米国の諜報機関は中国とイランに対して同様の非難を行い、両国が来たる米国大統領選挙の結果に影響を与えようとしていると主張した。マランディ氏によると、米国が自らが長年採用してきた戦術を他国に非難するのは「皮肉」だという。

 「米国がクーデターを起こし、他国の内政に干渉し、選挙を操作してきた長い歴史があることは明らかだ。すべて馬鹿げている。皮肉なのは誰の目にも明らかだ。米国のイランに対する主張や、イランやロシアに対する態度の皮肉だ」とアナリストは主張した。

 マランディ氏によると、米国は自国の判断ミスや国内外の政策の失敗を隠すために、他国とそのメディアを制裁の対象にしているという。

 「米国の状況は良くなく、国民は不満を抱き、国は深く分裂している。そして米国はあらゆる面で対立と戦争を仕掛けている。もうこれ以上は無理だ。だから、自分たちの政策が間違っているという現実を受け入れる代わりに、自分たちの問題を他人のせいにしようとしている。」

稿終了