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特集・米国によるRTなどロシア・メディア攻撃
RTに対する米国の制裁
「侵略行為」-モスクワ

ロシア外務省報道官ザハロワ氏は、BRICS諸国に対し、彼らがワシントンの次の攻撃対象になる可能性があると警告した

US sanctions against RT are ‘aggression’ – Moscow. Russian Foreign Ministry spokeswoman Maria Zakharova warned BRICS members that they could be next on Washington’s hit list
RT
 ar on Ukraine #5778 14 September 202
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英語訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
E-wave Tokyo 2024年9月15日

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はこう語った。
© スプートニク/スタニスラフ・クラシルニコフ

本文

 RTや他のロシアメディアに対する米国の新たな制裁は、ワシントンが同様の措置を他の国にも適用する可能性があるため、世界が懸念すべき大胆な侵略行為であると、外務省報道官マリア・ザハロワ氏は述べた。

 金曜、米国のアントニー・ブリンケン国務長官は、RTの親会社であるロシア・セゴドニャとTV-ノーボスチを標的とした新たな規制を発表し、同ネットワークが「秘密裏に影響活動に従事しており、事実上の[ロシア]諜報機関の一翼を担っている」と非難した。

 ザハロワ氏は土曜日にモスクワで行われたBRICSメディアサミットの冒頭発言で、最近の米国によるロシアメディアへの弾圧は「緊急事態」であり、BRICSメンバーが直接懸念すべき事態であると述べた。

 「昨日、ロシアのジャーナリストはアメリカ合衆国の攻撃の犠牲者となった。彼らは企業としても個人としても、本当のテロ攻撃と情報攻撃を受けたのだ。」

 
彼女は、最近の制限措置は「恐ろしく根拠のない」非難に基づくものだと述べ、近年モスクワとワシントンの関係が悪化する中、米国がRT、スプートニク、ロシア・セゴドニャだけでなく、その寄稿者に対してもロシアのメディアへの圧力を強めてきた「計画された」一連の出来事の単なる一環になったと指摘した。

 「私たちは沈黙することはできない。今ロシアのジャーナリストやメディア組織に起きていることは、皆さん一人ひとりに起こり得る」と彼女はBRICS諸国に向けて警告し、国際社会に連帯を表明するよう求めた。

 「これは犯罪です。これは言論の自由に対する攻撃である。これはジャーナリズムという職業に対する攻撃である。これは人間の尊厳に対する攻撃である。」

稿終了