特集：米国によるRTなどロシア・メディア攻撃
モスクワの米国大使館
がRTのロゴを掲示
制裁によりロシアの放送局が消えることはないと建物に映し出されたメッセージ
US embassy in Moscow sports RT logo (VIDEO), Sanctions won’t make the Russian
broadcaster go away, read a message projected onto the building
RT War on Ukraine #5885 26 September 2024
英語翻訳・青山貞一（東京都市大学名誉教授）
Translated by Prof. Teiichi Aoyama
E-wave Tokyo 2024年9月27日
動画からのスクリーンショット
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本文
木曜日の夕方、モスクワの米国大使館の正面玄関はRTからの反抗的なメッセージでライトアップされ、ロシアの放送局は米国人に対し、大使館は「消え去ることはない」と伝えた。
投影されたメッセージには英語とロシア語で 「私たちは消えない」と書かれており、その下にはRTのロゴが表示されている。
この外交的いたずらは、今月初めに米国財務省がRTとその親会社に制裁を課し、同ネットワークが「秘密の影響力行使活動に従事し、事実上の[ロシア]諜報機関の一翼を担っている」と非難した後に起こった。
米国司法省はまた、RTのために働いていたと主張する2人を刑事告訴し、米国で 「不和と分裂」をまいたビデオコンテンツに資金を提供したと非難した。
制裁が発表されてから数週間で、RTのアカウントはFacebookとInstagramを所有するMetaとTikTokによって禁止された。
「今夜、RTの対応の一環として、明るい緑のRTのロゴがモスクワの米国大使館の正面を照らし、次のようなメッセージを伝えている。『我々は消えない。米国でも、西側諸国でも、そして世界の他の国々でも。』」とRTの広報室は木曜日の声明で述べた。
「我々はこれからも仕事を続けていく」と広報室は付け加え、「またお会いしましょう」と締めくくった。
RTは西側諸国から攻撃を受けている、なぜなら「彼らはロシアと戦っているから」とRT編集長マルガリータ・シモニャン氏は今週初め、新聞コムソモリスカヤ・プラウダに語った。「そしてロシアは国際情報分野で安定した地位を築いている。そしてロシアのあらゆる反撃にもかかわらず、その地位は向上している」
「我々はこうした制裁を回避する方法を見つけている。これは一種の猫とネズミのゲームだ。そしてそれは続くだろう」とシモニャン氏は付け加えた。
木曜にテレグラムのチャンネルに大使館での騒ぎの動画と写真を投稿したシモニャン氏は、西側諸国では長い間「荒らしの達人」として知られてきたと、
CNNのクリスティアン・アマンプール氏が今月初めに述べた。
今月初めに制裁を発表した際、米国務省高官でアマンプール氏の元夫であるジェイミー・ルービン氏は、「ロシアとの紛争中、世界の大部分がウクライナを思うほど全面的に支援してくれなかった」とRTを非難した。
本稿終了
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