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米NBCニュース
バイデン、ハリスに激怒
国大統領にとって、脚光を浴びない
ことは辛いと報じられている
Biden upset with Harris – NBC News. Being out of the limelight is reportedly hard for the US president

RT War on Ukraine #5933 30 September 2024


英語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)

Translated by Prof. Teiichi Aoyama
E-wave Tokyo 2024年10月1日


ファイル写真:ジョー・バイデン米大統領。© Kevin Dietsch / Getty Images

本文

 米国のジョー・バイデン大統領は、国内メディアの注目が民主党の大統領候補カマラ・ハリス氏に移ったため、自身の功績が評価されなくなったと個人的に不満を漏らしていると、NBCニュースが火曜に関係者の話として報じた。

 バイデン氏は、11月の選挙の共和党候補ドナルド・トランプ前大統領との6月の討論会で惨敗した後、選挙活動を中止、ハリス副大統領を支持した。報道によると、ハリス氏はそれ以来、バイデン氏と距離を置いているという。

 バイデン氏は、先月のトランプ氏との討論会でハリス氏が「明らかに私はジョー・バイデンではないし、ドナルド・トランプでもない。私が提案できるのは、この国に新しい世代のリーダーシップを提供することだ」と述べたことに「特に心を痛めた」という。

 この発言は、政策に関してハリス氏を大統領と同等視したトランプ大統領への反応だった。ハリス氏はメディアのインタビューなど他の機会でも同様のメッセージを繰り返している。

 「バイデン氏が大統領選に出馬していたとき、彼の業績について聞くことにあまり関心がなかった。それは今も変わらない」とハリス陣営の関係者はNBCニュースに語った。

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 別の情報筋は、大統領は「『バイデノミクス』や『ジョー・バイデン』について政治的に言及することが一般的に少ないことを完全に理解している」と述べた。しかし、大統領はハリス氏の勝利を望み、それが実現するようできる限りの支援を申し出ているものの、取り残されたと受け止めていることに依然として憤りを感じている、と同報道は伝えている。

 バイデン氏が選挙戦から撤退する決断をする前、陣営は公の場での彼の弱々しさや混乱を軽視しようと奮闘していた。多くの有権者は、それを81歳の政治家の衰えの兆候と受け止めていた。共和党が当時の民主党候補を攻撃するために使ったそうした瞬間の映像は、関係者らから「安っぽいフェイク」として却下された。

 78歳のトランプ氏は選挙活動中に何度か精神的に失言したことがあったが、6月の討論会ではバイデン氏よりも精力的で一貫性があると広く評された。

 それでも、先週の「ザ・ビュー」番組出演中、バイデン氏は自分が選挙戦に勝てた可能性があったと主張した。同氏は「実際のところ、私の世論調査では、この男に勝てる範囲に常に入っていた」と主張し、自身の高齢について思いを巡らせた。

本稿終了