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モスクワ、イスラエルからの退避を市民に呼びかけ
イスラエルに留まるのはますます危険になっていると、モスクワの特使が述べた

Moscow urges citizens to leave Israel. It is increasingly unsafe to remain in the Jewish state, Moscow’s envoy has said
RT War on Ukraine #5956 3 October 2024


  英語訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)
E-wave Tokyo 2024年10月4日

2024年10月1日、多数のイラン発のロケットがエルサレム上空で目撃された。
© Mostafa Alkharouf / Anadolu / Getty Images

2024年10月3日 22:28

本文

 イスラエル駐在のロシア大使のアナトリー・ビクトロフ氏は、中東地域における緊張の高まりを踏まえ、ロシア国民に対し、イスラエルからの退避を促した。この呼びかけは、レバノンにおけるイスラエルの空爆の激化に呼応して、イランがイスラエルに200発近いミサイルを発射した後に発表された。

 木曜日、ビクトロフ氏はタス通信の取材に応じ、中東における「エスカレートの激化」に対する懸念を表明した。

 「現在イスラエルに滞在している人々に対し、イスラエル国営航空のエル・アル航空を含む同国からの定期便が運航しているうちに退避することを検討するよう助言している。」と、同外交官はTASS通信に語った。

 ビクトロフ氏は、イスラエルへの渡航を決断する前に、「生命と健康に対するリスク」を考慮するようロシア国民に呼びかけた。「イスラエルおよび周辺諸国の情勢は非常に緊迫している」と強調した。

 今週初めには、ロシア民間航空局の勧告に従い、複数のロシア航空会社がイスラエル、イラン、イラク上空のフライトをキャンセルした。イランによるミサイル攻撃を受け、水曜日には、ロシア副首相を乗せたドーハ行きの飛行機が、飛行途中で引き返し、ロシアに帰国した。

 2023年10月にイスラエルとハマスの間で戦争が勃発した直後、モスクワは自国民に対してイスラエルへの渡航を避けるよう勧告した。

 
本稿終了