2024年10月15日 08:21
本文
数百人の親パレスチナ派ユダヤ人活動家がニューヨークのウォール街に集結し、イスラエルによるガザでの「大量虐殺」に対する米国の支援に抗議した。警察によると、デモ参加者数十人が逮捕された。
赤いシャツを着て「ユダヤ人はイスラエルへの武器供給をやめろと言う」や「ガザ爆撃、ウォール街は活況」と書かれた横断幕を掲げた抗議者の一団が月曜日、ニューヨーク証券取引所の外に集まった。他のスローガンには「大量虐殺ではなくFEMAに資金を」などがあり、これは米国南東部を最近襲った2つのハリケーンの被害に取り組んでいる連邦緊急事態管理局を指している。
ユダヤ人平和の声によって組織されたこのデモには、推定500人が参加した。ニューヨーク市警は、抗議者が警備フェンスを突破した後、206人を拘束したと発表した。ソーシャルメディアの動画には、活動家らが座り込み抗議活動を行い、警官らが何人かを連行する様子が映っているが、衝突や積極的な抵抗の兆候は見られない。
イスラエルの戦車が平和維持基地に突入 - 国連
続きを読む イスラエルの戦車が平和維持基地に突入 - 国連
Xに書いた同団体は、「米国がイスラエルに武器を与えているのは、ユダヤ人を守るためではない。米国は自国の利益と地域支配のためにイスラエルに武器を与えている…[ジョー]バイデン大統領は、今年イスラエル政府に180億ドルの裏金を拠出したのは『ユダヤ人の安全』のためだと私たちに信じ込ませようとしている。ユダヤ人として、私たちは全身全霊でこの神話を否定する。私たちの伝統、歴史、アイデンティティがパレスチナ人の虐殺に利用されることを拒否する」と述べた。
この抗議は、米国が日曜日にイスラエルへのミサイル防衛資産と軍隊の新たな配備を発表した後に起こった。国防総省は、この増強は「イランによるイスラエルへの前例のない攻撃」の余波でユダヤ国家を守るためのものだと述べた。
昨年10月にハマスとイスラエルの戦争が始まって以来、親パレスチナ派の抗議活動（しばしば暴力的になる）が米国を席巻し、デモ参加者はガザの民間人に対する無差別攻撃だと非難している。イスラエルは昨年10月のハマスの奇襲攻撃を受けてパレスチナの飛び地で地上作戦を開始した。ここ数週間、イスラエルとヒズボラの間でも緊張が高まっており、西エルサレムがヒズボラの幹部を多数暗殺し、レバノンで地上作戦を開始した。
動画からのスクリーンショット
本稿終了
|
