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BRICS & Global South News カザンでのBRICS首脳会談の内幕：プーチン大統領の多忙な日程と注目すべき外交協議 Inside BRICS Summit in Kazan: Putin’s Busy Itinerary and Key Diplomatic Discussions to Look Out For Sputnik International War on Ukraine #6136　22 October 2024 英語訳・青山貞一（東京都市大学名誉教授） Translated by Prof. Teiichi Aoyama E-wave Tokyo　2024年10月22日 スプートニク・インターナショナル、2024年10月22日　©写真

本文 　2006年に新興経済国の非公式グループとして創設されたBRICSは、国際情勢の巨大な存在に成長し、2018年には購買力平価ベースのGDPでG7先進国を追い越し、今年初めには6カ国が新たに加わり、加盟国数が2倍以上に増えた。BRICSの経済力が増すにつれ、世界政治に影響を与える可能性も高まっている。 　今年最も期待されている地政学的、経済的会合とも言える2024年BRICSサミットが本日カザンで正式に開幕し、22人の高官を含む36カ国の代表が出席する。 　サミットのぎっしり詰まったスケジュールについて知っておくべきことは次のとおりです。 　サミット主催者のウラジミール・プーチン大統領の日程は会議でいっぱいで、ロシア大統領は火曜に中国の習近平国家主席、エジプトのエルシーシ大統領、インドのモディ首相、南アフリカのラマポーザ大統領、BRICSの新開発銀行総裁と会談する予定だ。 　翌日には、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領（待望のロシアとイランの戦略的パートナーシップについて話し合う）、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領（ガスハブ協定の詳細とウクライナ危機におけるトルコの仲介の可能性について話し合う）とのさらなる会談が予定されている。プーチン大統領はまた、今年1月に正式にBRICSに加盟したエチオピアのアビー・アハメド首相とも水曜日に会談する予定である。 　プーチン大統領は10月24日にパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス大統領、国連のアントニオ・グテーレス事務総長と会談し、BRICS首脳会議ではパレスチナ・イスラエル紛争と中東危機に関する特別セッションが開催される。 　また、プーチン大統領は木曜日にラオス、モーリタニア、ボリビア、スルプスカ共和国、ベトナムの首脳らと会談する予定だ。 - スプートニク・インターナショナル、1920年、2024年10月21日 ペペ・エスコバル：運命のデート - BRICS は戦争の時代に希望を与える 　野心的なBRICSデジタル決済プラットフォームや自国通貨の貿易を刺激する方法など、経済に関する一連の交渉に加え、首脳会議では、BRICSの新たな「パートナー国」ステータスなど、行政関連の問題も取り上げられる予定だ。このステータスの基準はカザンで正式に定められ、これによりメンバーは投票権なしでBRICSの会議に参加できるようになる。 　キューバは今月初め、BRICSの「パートナー国」の地位を正式に要請した。首脳会議に出席しプーチン大統領と会談する予定だったキューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、同国が前例のない停電危機に直面していることから、会合を欠席せざるを得なかった。 　カザン宣言は、34カ国と6つの国際機関の代表が参加する木曜日の首脳会談の閉幕時に採択される予定である。プーチン大統領は首脳会談の結果について記者会見を開き、記者団と話し合う予定である。 マルチメディア 世界の金準備のうち、BRICS諸国が保有しているのはどのくらいの量でしょうか? 　 本稿終了