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ロシアのカザンで開催されたBRICS首脳会議では、新規加盟国の基準設定から、ブロックの新開発銀行の業務拡大、世界の食糧安全保障を確保するためのBRICS穀物取引所の設立などに関する合意に至るまで、数多くの重要な節目が達成された。
カザン・サミットは、2009年にロシアのエカテリンブルクで開催されたBRICSサミット以来、BRICS加盟国が組織を現在の地位にまで築き上げるために15年間に及ぶ苦労の末に実現したサミットである。
それ以来、BRICSは、貿易における現地通貨の使用の検討(その後、この政策は現実のものとなった)、新規加盟国の取り込み、NDBの創設、発展途上国との協力の強化と体系化など、一連の画期的な政策決定を行ってきた。
BRICSが今日のような世界的な勢力へと成長した経緯については、以下のスプートニクのインフォグラフィックをご覧ください。
出典:SSp;utnik International 翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
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