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プーチン大統領はNATOを完全な時代錯誤と呼ん
Путин назвал НАТО откровенным анахронизмом
RTVI
War on Ukraine #6291 7 November 2024

ロシア語訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
E-wave Tokyo 8 November 2024



ロシア大統領の報道サービス

2024 年 11 月7 日 / 21:50

本文

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ソチで開催されたヴァルダイ・クラブの第21回年次総会で、 NATOは「義務、厳格なイデオロギーの教義、常套句」によって結びつけられた世界に残された唯一のブロックであると述べた。

 ロシアの指導者によると、北大西洋同盟(NATO)はヨーロッパ東への拡大を止めることなく、そのアプローチを世界の他の地域にも拡大しようとしているという。

 「これは全くの時代錯誤だ。私たちは、NATO が果たし続けた破壊的な役割について、特にソ連とワルシャワ条約機構の崩壊後、同盟が正式に宣言されたその存在の理由と意味を失ったかのように思われたとき、何度も話してきた。 」と大統領は述べた。

 プーチン大統領によれば、BRICSは国家間の「新たな、自由で非ブロック的な性質の関係の原型」であるという。同氏は、NATO加盟国の中にも「BRICSと緊密に協力することに関心がある」人たちがいると主張する。

 NATOについて語ったプーチン大統領はまた、「深刻な紛争」が起きる前から、ロシア指導部に脅迫されようとしていると不満を漏らしたヨーロッパの指導者たちの言葉を思い出した。

 「今日の深刻な紛争が起こる前から、ヨーロッパの多くの指導者たちは私にこう言いました。私たちは恐れていないし、いかなる脅威も感じていない」とプーチン大統領は語った。

 ロシアの指導者によると、当時米国は北大西洋同盟を「二次組織」として扱っていたという。しかし、専門家らはそれが必要であることを理解し、同盟の価値を維持するために「適切に怖がらせる」ことにした。

 「我々はロシアとヨーロッパ、特にロシアとドイツ、フランスを引き裂く必要がある。対立。そのため彼らはウクライナでクーデターを引き起こし、南東部のドンバスで軍事作戦を引き起こした」とプーチン大統領は語った。

 同氏は、NATO諸国はロシアに対応を「強制」し、ウクライナ紛争の勃発により「彼らの望むことを達成した」と付け加えた。


本稿終了