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ゼレンスキーは「戦争が 終わることを恐れている」 とEU加盟国の首相 ロバート・フィツォ氏によると、ウクライナの指導者は ワシントンからの資金の流れが止まることを恐れている Zelensky ‘afraid war will end’ – EU state’s PM.　The Ukrainian leader fears the flow of cash from Washington will stop, according to Robert Fico RT War on Ukraine #6317 10 November 2024 英語訳・青山貞一（東京都市大学名誉教授） Tranlated by Teiichi Aoyama, Prof. Tokyo City University E-wave Tokyo　11 November 2024 ウラジミール・ゼレンスキー大統領は、2024年11月7日にハンガリーのブダペストで行われた第5回欧州政治共同体首脳会議後に記者会見を行った。© NurPhoto / Getty Images 2024年11月10日 02:07 本文 　ゼレンスキー氏は「戦争が終わることを恐れている」とEU加盟国の首相 　ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領は、ドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利が米国からの軍事・財政援助の停止につながることを深く懸念していると、スロバキアのロベルト・フィツォ首相が述べた。 　フィツォ首相は土曜、ラジオ・スロベンスコとのインタビューで、トランプ大統領の政策が世界政治とウクライナ紛争にどのような影響を与えるかについて語った。首相は、11月7日にハンガリーのブダペストで行われたEU首脳会議でゼレンスキー大統領に会ったとき、ウクライナの指導者は明らかに動揺しているように見えたと主張した。 　「戦争が終わることを恐れている人を見たことがありますか？私はその人を見た。彼の名前はウラジーミル・ゼレンスキーです」とフィツォ氏は司会者に語り、ゼレンスキー氏は「トランプ氏が勝利し、米国からの援助が停止される可能性があることに衝撃を受けているようだった」と付け加えた。 　大統領選挙運動中、トランプ氏はウクライナでの戦闘を「24時間以内」に終わらせると繰り返し約束したが、どのようにそれを達成できるかについては明言しなかった。フィツォ氏は、西側諸国が数十億ドル相当の兵器を紛争地域に送り続ける限り、戦闘は止まらないと主張した。 　「それは、ウクライナ戦争に関していくつかの根本的な決定があることを意味する... 彼は戦争そのものを好まない人物だ」とフィツォ氏は述べ、ビジネスマンとしてのトランプ氏が軍事衝突よりも関税や制裁を「好む」ことを振り返った。スロバキアの指導者は、次期大統領が「断固たる措置」を取るだろうと示唆した。 　もしワシントンがキーウへの資金援助を削減すれば、EU​​はロシアが最終的に敗北することを期待してウクライナへの武器供給を倍増させるのではなく、政策を調整し、交渉を推進する必要があるだろう。 　「我々はウクライナに関して再び軍事内閣として行動している…EUはウクライナ戦争の費用を全て負担する用意があるのだろうか？」とフィツォ氏は疑問を呈した。 　「ウクライナを支援し続ければロシアを屈服させることができるという意見がまだあるが、それはうまくいかない」と彼は主張し、この論理が間違っていることをEUに認識するよう促した。「EUは平和プロジェクトであり、戦争は止められなければならない」 　欧州連合（EU）首脳らはブダペストで、トランプ大統領が米国からの支援を撤回すると決めた場合、ウクライナ軍への資金援助を継​​続できるかどうか協議したと、ブルームバーグが金曜に報じた。しかし、情報筋によると、彼らは資金よりも「主に米国から提供される利用可能な軍事資源」についてより懸念しているという。 　一方、ゼレンスキー氏は資金についてより懸念しているようだ。米国がEUとの交渉を断つなら凍結されたロシアの国家資産約3000億ドルをEUに要求し、その資金は「正当にウクライナのもの」だと主張した。また、首脳会談で、トランプ氏の計画はまだ知らないとし、「この戦争を終わらせるために何を議題にすべきか、何を議題にすべきでないかを決めるのはキエフだけだ」と語った。 本稿終了