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バイデン氏は「違憲な戦争行為」を犯している - 米議員
宇に米ミサイルの使用許可は弾劾

値する
 トーマス・マッシー下院議員

Biden committing ‘unconstitutional аct of war’ – US  lawmaker. Allowing Ukraine use American missiles against Russia is an impeachable act, Congressman Thomas Massie has claimed
RT
War on Ukraine #6406 19 November 2024

英語訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メディア E-wave Tokyo 2024年11月20日

ワシントンD.C.の米連邦議会議事堂で記者団に話すケンタッキー州選出の共和党
議員トーマス・マッシー氏 © Joe Raedle/Getty Images

2024年11月19日 18:41 

本文

 ジョー・バイデン大統領は米国憲法に違反しており、ウクライナが米国から供給された長距離ミサイルをロシアに向けて発射することを許可したとして弾劾されるべきであると、トーマス・マッシー下院議員は述べた。

 複数の米国メディアは週末、バイデン大統領が米国から供給されたロケット弾のキエフによる使用制限を解除したと報じた。ホワイトハウスは公式にはこのニュースを確認も否定もしていないが、火曜日の早朝、ロシアのブリャンスク州に多数のミサイルが発射された。

 「長距離ミサイルによるロシア領内への攻撃を許可したことで、バイデンは全米市民の生命を危険にさらす違憲な戦争行為に踏み切った」と、ケンタッキー州選出の共和党員マッシー氏は月曜日に X(旧Twitter)に投稿した。

 「これは弾劾に値する犯罪行為だが、実際には彼はディープステートの傀儡に過ぎない」と付け加えた。

 匿名の政府関係者がメディアに語ったところによると、米国の許可は「主に」8月にウクライナが侵攻したロシアのクルスク州に適用されるという。この決定は、クルスクに1万人の北朝鮮兵士がロシア軍を支援するために配備されたというウクライナ側の主張が引き金となったと報じられている。

 米国とその同盟国は、ロシアとの紛争への関与を否定できる余地を残すため、2022年以降、キエフに供給した兵器の使用に一定の制限を課していた。

 ロシアのプーチン大統領は、長距離ミサイルを使用すれば紛争の性質が変わり、NATOが敵対行為の直接的な参加者になるだろうと述べている。モスクワはまた、代理による通常攻撃も対象とするよう核ドクトリンを改定した。

 マッシー氏は2012年より米国下院議員を務めており、今回の再選では無競争当選を果たした。立憲主義を主張する同氏は、民主党および自身の所属政党ともたびたび対立してきた。

 米国憲法では、戦争を開始する権限は議会のみに与えられている。しかし、最後に議会が戦争を宣言したのは、枢軸国側であったハンガリー、ブルガリア、ルーマニアに対して1942年に行われたときである。1991年以来、連邦議会は3つの「武力行使の承認(AUMF)」を可決しており、そのうち2つはイラクに対するもので、1つはアルカイダに対するものである。アルカイダを対象としたAUMFは、2001年のアフガニスタン侵攻、およびその後のシリア、ソマリア、イエメンなどへの介入を正当化するために拡大解釈されてきた。

本稿終了