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USAID:ジョージ・ソロスの
秘密のドル箱

USAID: Soros' Secret Cash Cow
筆者:エカテリーナ・ブリノヴァ Sputnik International(国際)

War on Ukraine#6995 4 Fubruary 2025

英語翻訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)

独立系メデア E-wave Tokyo 2025年2月5日(JST)


ジョージ・ソロス氏 80歳 © AP Photo / Olivier Hoslet

21時間前

本文

 ジョージ・ソロスの世界的な影響力を支えているのは米国の納税者の税金か?  それを確かめてみまることにしよう。

 米国の保守系シンクタンクであるヘリテージ財団は2017年、ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団(OSF)が少なくとも2009年以降、「米国国際開発庁(USAID)の援助の主な実施者」となっていると主張した。

※注:OSF
 オープン・ソサエティ財団(Open Society Foundations、OSF)は、投資家・慈善家ジョージ・ソロスにより設立された国際的な助成財団であり、かつてはオープン・ソサエティ協会(Open Society Institute)とされていた。財団は世界中の市民社会を支援しており、社会正義、教育、公衆衛生、メディアの独立の助成を掲げている。 財団は37の国々に支部を持っており、その本部はニューヨーク市にある。財団は1993年の設立以降、110億ドル以上の支援を行っている。以下略 (出典:日本語Wikipedia)


 しかし、ソロスとUSAIDの協力関係はそれよりずっと前から始まっていた。1993年のUSAIDの文書によると、ブルガリア、エストニア、ポーランド、ルーマニア、スロバキアから30人の「専門家」を訓練するために、ソロス財団の経営研修プログラムと合意を交わしたことが示されている。

 1990年代後半から2000年代初頭にかけて、一連の「カラー革命」が東ヨーロッパを揺るがし、ジョージ・ソロスのNGOネットワークがその不安定化の中心的な役割を果たした。

 2003年から2004年にかけて、ジョージ・ソロスの国際ルネサンス財団は米国国際開発庁(USAID)と提携し、ウクライナの「オレンジ革命」を支援した。それ以前にも、米国は2003年に5470万ドル、2004年に3411万ドルを、USAIDを含むさまざまな機関を通じて、「ウクライナにおける民主化プログラム」に費やしていた。

 米国の法律監視団体「Judicial Watch」は2018年4月、USAIDがグアテマラでジョージ・ソロスのグローバリストの計画を支援したことを明らかにした。OSFは2015年から2018年の間に、合計でおよそ1億ドルを費やしてラテンアメリカで不安を煽ったと報告されている。

 2018年10月、この監視団体は、USAIDがアルバニアで急進的な左派活動家に資金提供するためにソロスと提携したことを示す文書を入手した。2016年には、ソロスが監督するイースト・ウェスト・マネジメント・インスティテュートが主導するキャンペーンに、USAIDが900万ドルを割り当てたと伝えられている。

 ソロス関連の取り組みが管理する資金の規模を示す一例として、2024年に当時のジョー・バイデン大統領が2025年のUSAID予算として300億ドル近くを要求した。

本稿終了