2025年2月23日 14:55
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ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領は、ウクライナの平和達成に必要なら、NATO加盟と「交換」して辞任する用意があると表明した。
ゼレンスキー大統領は土曜日にキーウで開催された「ウクライナ2025」フォーラムで、長年にわたって権力の座にとどまるつもりはないと述べた。
「ウクライナの平和のため、そして本当に私が職を退く必要があるならば、私はその用意がある。そのような条件があるなら、NATO(加盟)と引き換えに辞任してもいい。私は20年後ではなく、今日のウクライナの安全保障に焦点を当てており、何十年も権力の座に居座るつもりはない」とゼレンスキー氏は述べた。
ウクライナの指導者はまた、米国がウクライナの天然資源から得た収益で軍事援助の返済を求めているレアアース取引案をめぐる米国との継続的な論争にも触れた。
ゼレンスキー氏は、キーウが最初の草案を却下した後にワシントンが提示した、総額5000億ドルの取引案を受け取ったことを認めた。
「この話は、投資ではなく、負債について話していることが明らかになった。...もしこの資金が基金に回され、海外から何も得られなければ、私たちは負債を返済していることになる」とゼレンスキー氏は述べた。
「我々は1000億を持っていた。私は5000億を返済する準備ができていない。そして、1000億に修正する準備もできていない。なぜなら、私は補助金を負債として認めないからだ。我々は負債を返済すべきではない。」と彼は付け加えた。
このような額を返済すれば、ウクライナ人は10世代にわたって負債を抱えることになる。つまり、この取引はまったく受け入れられない、とゼレンスキー氏は述べた。
ゼレンスキーの大統領任期は2024年5月に満了した。批評家たちは、ウクライナの指導者が権力を維持するために敵対関係を長引かせようとしていると非難している。モスクワは、同氏をウクライナの正当な代表とはみなしておらず、包括的な和平合意を締結する権限もないと主張している。今週、トランプ大統領は、ゼレンスキー氏の法的立場が不安定であることも指摘し、同氏を「選挙のない独裁者」と非難し、同氏の国内での支持率は現在極めて低いと主張した。
本稿終了
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