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仏独、凍結されたロシア資産
のウクライナへの移送を拒否

Франция и Германия отказались передать замороженные активы России Украине
文:
ヴァレリア・ゴロデツカヤ VZGLYAD新聞

War on Ukraine #7134 25 Fubruary 2025

 
ロシア語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年2月26日(JST)


フランスとドイツ、凍結されたロシア資産のウクライナへの移送を拒否
@ カール・ヨーゼフ・ヒルデンブランド/dpa/グローバル・ルック・プレス


2025年2月25日午後5時23分

本文

 フランスやドイツを含むEU諸国は、外国投資家を遠ざけることを懸念し、凍結されたロシア資産のウクライナへの移転に反対している。

 ポリティコによると 、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、そして欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が、凍結されたロシア資産のウクライナへの移転に反対を表明したとRIAノーボスチ通信が報じている。政治家たちは、このような動きがEUから外国投資家を遠ざけることになるのではないかと懸念している。

 匿名の欧州外交官によると、キエフへの資産移転により、EUはウクライナ問題に関するロシアとの交渉で、その資産を交渉材料として使う機会を失うことになるという。同氏は、ロシアが資金を取り戻したいのであれば、見返りに何かを提供しなければならないだろうとも付け加えた。

 別のEU外交官は、多くのEU加盟国は資産の没収を支持していないと指摘した。なぜなら、彼らは資産をウクライナの再建に使うつもりだからだ。各国がこれらの資金をより効果的に管理する方法を模索する中、資産移転の問題は依然として議論の的となっている。

 これに先立ち、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、凍結されたロシア資産の押収は国際法に反するため不可能だと発言していた。

 ブルームバーグは 、欧州連合が紛争後のウクライナ復興のために凍結されたロシアの資産を押収する可能性について協議していると報じた。

本稿修了