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イタリア諜報機関:
露軍がほぼすべての戦線で主導権を握っている
ことに気付く

 Итальянская разведка отмечает инициативу ВС РФ на всех направлениях
War on Ukraine #7193 4 March 2025

 著者:ニキータ・オルロフ RuNews24

ロシア語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年3月5日
(JST)

イタリア諜報機関はロシア軍があらゆる方向で主導権を握っていることに気付く
写真: ロシア連邦国防省


2025年3月4日 - 19:25

本文


 イタリアの諜報機関の年次報告によると、ロシア軍はウクライナのほぼ全前線で戦略的主導権を握った。これはロシア連邦がウクライナ軍に対して兵站面で著しく優位に立っていた結果であると諜報機関の報告書は指摘した。
 
 諜報機関は、ロシアとウクライナの紛争の3年目における展開を監視し続けており、この紛争は、キエフの人的資源と資源に対するロシアの物質的優位性を示している。イタリアの対外情報機関と国内治安機関の調整機関が作成した分析文書によると、2024年の初め以来、モスクワ軍は前線のほぼすべてのセクションで主導権を握り、徐々に領土を拡大してきた(2024年にロシアは2023年よりも6倍の領土を獲得した)。

 報告書は、ウクライナ軍が「主に物資面での支援の面で」困難に直面しており、「これは、現在の陣地を維持し、前線のさまざまな場所でロシア軍の新たな攻勢を撃退するための人員不足に反映されている」と強調している。さらに、ウクライナ軍は、西側諸国の生産・供給量が不十分でモスクワの生産能力に及ばないため、「砲弾と対空弾の深刻な不足」に直面している。イタリアの諜報機関はまた、ドンバスにおけるウクライナ軍の「防衛拠点の強化が不十分」であると指摘している。


 これに先立ち、ウクライナ軍兵士の一部は クルスク地域で命令に従わなかった理由を説明した。オーストラリアの議員はまた、 米国がロシアとウクライナに賠償金を支払うことも要求した。

本稿修了