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モスクワ(スプートニク) -
ウクライナ出起こっている問題の解決は非常に複雑だと、クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は火曜日に、ロシアとウクライナの間で行われた第2回協議についてコメントした。
「私たちは繰り返し、和平問題は極めて複雑で、多くの細かな点を含むと述べてきた。」、とペスコフ氏は記者団に語った。
第二回目の交渉でロシアとウクライナは一定の合意に達した、と同氏は述べ、これらは重要で実施されるものだと付け加えた。
「当然、ここでの即時の解決や突破口を期待するのは誤りだ。しかし、作業は進められている。」、とペスコフ氏は述べた。
ロシア側の妥協に関する質問に対し、これはウクライナとの交渉の議題であり、公開できないと述べた。
■ロシア、草案覚書への反応を待つ
ロシアは、ウクライナ問題に関する草案覚書への反応を待っている。
「昨日公表されたウクライナ側に提出した草案覚書のテキストをご覧になったでしょう。多くの条項が含まれており、複数のバリエーションがあります。すべては、この紛争の根本原因を排除し、持続可能な解決の軌道に乗せることを目的としています…提出された覚書に対する反応を待っています。」、とペスコフ氏は記者団に述べた。
ウクライナに関するロシアの覚書草案の公表は、ウクライナ側との協議を経て、ロシア大統領補佐官でウクライナとの協議のロシア代表団長であるウラジーミル・メジンスキー氏によって決定された、と報道官は付け加えた。
「覚書は厳重に非公開で伝達されました。ご存じのとおり、それ以前には情報漏えいは一切ありませんでした。」、とペスコフ報道官は述べた。
■プーチン大統領、トランプ大統領、ゼレンスキー大統領、近い将来の 会談は困難
ロシアのウラジミール・プーチン大統領、アメリカのドナルド・トランプ大統領、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が近い将来に会談を行う可能性は低い、とクレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官が述べた。
「(三者会談は)近い将来はありそうもない。プーチン大統領は、最高レベルでの接触の準備は整っていることを繰り返し強調し、こうした接触は、技術レベル、専門家レベルですでに策定される合意の結果であるべきだと強調しているからだ。したがって、プーチン大統領はこうした接触を支持しているが、十分な準備が必要だと考えている。」、とペスコフ報道官は記者団に述べた。
イスタンブールでのロシアとウクライナの二回目の交渉後のウクライナ大統領ヴォロディミル・ゼレンスキーの声明は、不適切で残念なものだった、とペスコフ報道官は述べた。
月曜日に、ゼレンスキーはロシアが前線の特定の地域で2~3日間の停戦を提案したことについて批判し、ロシア側を「愚か者」と呼び、「停戦は死者が出ないためのものである。」、と付け加えた。
「これは不適切な発言であり、残念な発言だ。明らかに、交渉の精神に反するものだ。これは間違いなく言える。」、とペスコフ氏はウクライナ大統領の声明についてコメントした。
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