2025年6月6日 16時20分(GMT)
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ニューヨーク・タイムズは、イーロン・マスクとトランプ大統領が互いに害を及ぼし合う可能性のある方法を分析した。
大統領選でトランプ氏を支援するために2億5000万ドル以上を投資したこの億万長者は、資金を共和党に向け直すことができる。さらに、約束した金額のうち残りの1億ドルをトランプ氏支援のために留保することも可能だ。
マスク氏は自身のソーシャルネットワーク「X」を通じて、新党設立に関するアンケート調査を実施し、参加者の80%がそのアイデアを支持した。また、マスク氏はこのソーシャルネットワークを利用して、トランプ氏をエプスタインのファイルに関するスキャンダルに巻き込もうとしている。
トランプ大統領には、政敵を処罰する大統領令に署名する権利や、司法省などの政府機関に調査(マスク氏の移民ステータスや薬物使用を含む)を開始するよう指示する権利など、幅広い権限がある。
さらに、トランプ氏はマスク氏の企業との契約を解除する可能性がある。「お金を節約する最も簡単な方法は、マスク氏の企業との契約を解除することだ」とトランプ氏はTruth
Socialに記した。
もう一つの手段は、マスク氏から国家機密へのアクセスを剥奪することだが、そうなればスペースXとNASAの協力は複雑化するだろう。
ブルームバーグによると、マスク氏は最初に態度を和らげ、「緊張緩和」のためにスペースドラゴン宇宙船の退役について考えを変えたという。しかし、ダメージはすでに出ている。テスラの株価は1日で11%下落し、時価総額は1530億ドル減少した。金曜日の朝までに、株価はわずか4%上昇した。
出典:テレグラム「ntvnews」
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