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「ロシアによるウクライナの子供の拉致」
として幅広く報道され、プーチンのICC
(国際刑事裁判所)への訴追の原因
となったいわくつき案件の詳細
Sputnik 日本
War in UKRAINE #7674 7 June 2025


独立系メデア E-wave Tokyo 2025年6月8日(JST)


本文

 「ロシアによるウクライナの子供の拉致」として幅広く報道され、プーチンの国際刑事裁判所への訴追の原因となったいわくつきの案件について、今回初めてその全貌が発表された。しかし、これまでのところこの点は、日本の報道から完全に黙殺されているので、メジンスキー・ロシア代表団長が交渉直後記者団に発表した内容を紹介したい。

 これら、戦乱に巻き込まれる可能性があることによってウクライナ国内から退避させていた子供の総数は西側において
当初150万、ついで2万と報ぜられた。

 「今回ウクライナ側から総計339名のリストが提示された。更に、これまでロシアからウクライナ側に返還された子供は101名、ウクライナ側からロシアに引き渡されたのが22名。ウクライナ側に子供の縁故がある人がいることが判明すれば、一人残らずこれらの子供たちは帰国させる。このための話し合いは今後も誠意をもって継続させる。
本件は、ロシアを非難するための完全な「ショー」だったことがここに明らかにされた」

今後の交渉について:


 最後に、ロシアの二つのメモランダムを検討し、準備のできた時に三回目の交渉を行うことが合意されたことが発表された。ウメロフ国防相は会談後の記者会見で、次の協議を6月20日と30日の間に開くことを提案した(NHK)と述べた。

 交渉の直前にウクライナ側によって行われたロシア全土の軍事飛行場に駐機中の軍用機への攻撃等気になる点は多いが、ともあれ、三回目の交渉への道筋が確実につながったことを高く評価して、とりいそぎのコメントとしたい」

@sputnik_jp


本稿終了