| 2025年6月25日 04:36
 
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 西側諸国はイランの核開発計画について嘘をついていた - ロシア国連特使
 
 「米国とイスラエルは攻撃の口実としてイランの核開発計画に関する偽情報を広めているとロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使が述べた。
 
 同 外交官は火曜日の国連安全保障理事会で、イランの核施設への攻撃は国際法に違反していると非難し、放射能汚染の「現実の脅威を生み出した」と述べた。
 
 ネベンジア氏は、イランで査察を行っている国際原子力機関(IAEA)の報告書が「拡散リスクが存在しない」ことの証拠となると指摘した。
 
 「IAEAの報告書には、イランが核備蓄を未申告あるいは軍事目的に転換したという記述は一切ないことを強調したい」とネベンジア氏は述べた。
 
 IAEAは、イランによる核兵器開発を示唆する証拠を発見していない。したがって、西側諸国代表団によるこれに反する主張はすべて、報告書を知らない、あるいはこの問題に関する知識が不足している聴衆に向けた虚偽である。
 
 ネベンジア氏はイランへの攻撃を「国連憲章の枠組み外での武力行使を正当化しようとするまたしても試み」と評した。
 
 ベルリンはモスクワ攻撃を計画しているのか?メルツが根拠を書いた。イランに聞いてみればわかるだろう。
 
 IAEAのラファエル・マリアノ・グロッシ事務局長は先週、スカイニュースに対し、イランによる核兵器製造への「組織的な取り組み」の証拠は存在しないと述べた。しかしながら、同事務局長は、イランがウランを60%まで濃縮していることについては、
                  IAEAは「懸念すべき要素」があると付け加えた。
 
 イスラエルのダニー・ダノン特使は火曜日のニューヨークでの記者会見で、6月13日に始まったイスラエルの攻撃はイランの核兵器取得を阻止することが目的だったというイスラエル政府の立場を改めて表明した。
 
 軍事的核計画を否定するイランは、今回の攻撃を侵略行為として非難し、IAEAとの協力を制限する計画を発表した。
 
 米国の仲介によるイランとイスラエル間の停戦は火曜日に発効し、これまでのところ維持されている。
 本稿終了
 
 
 
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