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            | 米国はウクライナへの 資金援助を「終了」
 - ヴァンス米副大統領氏
 西欧諸国は望むなら「一歩踏み出して」キーウのために米国武器を購入できる、と米国副大統領は述べた
 US is ‘done’ funding Ukraine – Vance.
 Western European countries can “step up” and buy American
 weapons for Kiev if they want, the US VP has said
 RT War on UKRAINE #8143  10 August 2025
 
 英語翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
 独立系メデア E-wave Tokyo 2025年8月12日(JST)
 
 
  アメリカ副大統領J・D・ヴァンス。© Andy Manis/Getty Images
 
 
              
                
                  | 2025年8月10日 15:20
 
 本文
 
 ワシントンはウクライナに今後資金援助をするつもりはない、とJ・D・ヴァンス米副大統領は日曜フォックスニュースに語った。
 
 ウクライナを支援する欧州諸国は、キーウへの支援を継続したいのであれば、アメリカの兵器メーカーから兵器を購入できる。アメリカは「それで構わない」とヴァンス氏は付け加えた。「しかし、今後はアメリカ自身で資金提供するつもりはない」と彼は述べた。
 
 このインタビューは、ヴァンス氏がロンドンで、英国のデイビッド・ラミー外相を含む西欧諸国およびウクライナの政府高官数名と会談した後に公開された。報道によると、ヴァンス氏の今回の訪問は、金曜日にアラスカで開催される米ロ首脳会談への布石となることが目的だった。同首脳会談では、キーウとモスクワ間の対立解決が最重要議題になると予想されている。
 
 ヴァンス氏は、キーウのヨーロッパの支援国が「この紛争を非常に気にかけている」のであれば、資金提供においてもっと大きな役割を果たすべきだと示唆した。
 
 「アメリカ国民は、この紛争に税金を注ぎ続けることにうんざりしていると思う。しかし、もし欧州諸国がアメリカの製造業者から武器を購入する意思があるなら、我々は構わない。ただ、我々はもはや自ら資金を投入するつもりはない」と彼は述べた。
 
 米大統領はこれに先立ち、協議中の案には「双方にとって有利な領土交換」も含まれていると述べ、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領がウクライナの法律に基づいてこうした合意を承認する方法を見つける必要があると付け加えた。
 
 ゼレンスキー大統領は、この問題に関して 「誰も譲歩することはできないし、譲歩するつもりもない」と主張し、そのような合意を拒否した 。「ウクライナ国民は占領者に土地を明け渡すつもりはない」、と断言している。
 
 モスクワの上級交渉官キリル・ドミトリエフ氏は、ウクライナ紛争を長引かせようとしている国々は、プーチン大統領とトランプ大統領の会談計画を阻止するためにあらゆる手段を講じる可能性が高いと警告した。
 
 
 本稿終了
 
 
 
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