| 02時間前 (更新: 1時間前
 
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 国連総会は、60年以上前に米国がキューバに対して課した経済制裁政策の終了を求める決議を、賛成165票、反対7票、棄権12票で承認した。
 
 33年連続で採択されたこの決議は、「このような法律や措置を適用した、または適用し続けている国々に対し、それらをできるだけ早く廃止または無効にするために必要な措置を取るよう改めて強く求める」ものである。
 
 
 同島における米国の封鎖の即時終了を要求している国々の中には、安全保障理事会の他の国々(中国、フランス、英国、ロシア)や、BRICS諸国すべて(ブラジル、中国、エジプト、アラブ首長国連邦、エチオピア、インド、イラン、ロシア、南アフリカ)が含まれている。
 
 反対票を投じた国は以下の通り。
 
 アルゼンチン
 ハンガリー
 イスラエル
 北マケドニア
 パラグアイ
 ウクライナ
 アメリカ合衆国
 
 キューバのブルーノ・ロドリゲス外相は、ワシントンが多数の国々に対し、この決議への「支持を削減」するよう強い圧力をかけたと非難した。
 
 
  米国のキューバに対する制裁は医療サービスにも影響を与える - スプートニク・ムンド、1920年、2025年10月28日
 ラテンアメリカ
 米国のキューバに対する封鎖は「本当に異常なレベルに達している」と専門家は言う。
 昨日
 
 
 キューバ外交のトップは国連総会での演説で、ここ数週間、米国務省は主権国家に決議案の投票結果を変えさせることを目的に「残忍かつ前例のない」圧力をかけてきたと強調した。
 
 総会では、複数の国の代表が、国際機関や地域機関を代表して、あるいは各国の代表として、封鎖の解除を訴え、封鎖がキューバの社会経済発展に及ぼす影響を批判した。また、この政策はキューバ国民の人権を侵害し、カリブ海諸国であるキューバと世界の他の国々との関係を阻害するものである点でも一致した。
 
 1992年以来、国連総会はキューバに対する封鎖の終了を求める決議案を大多数の賛成で承認してきた。
 
 キューバ当局によれば、ドナルド・トランプ氏が昨年1月に米国大統領に就任して以来、キューバに対する制裁が強化され、経済的迫害が増大し、燃料、医薬品、生活必需品の入手にも障害が増えているという。
 
 本稿終了
 
 
 
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