第3回 アマルフィ海岸自治体の持続可能性基礎調査 2013-6 A Survey on Sustainability of Costiera Amalfitana Comune 初夏のアマルフィ海岸を行く 9日目 ライトの概要と景観 青山貞一・池田こみち 2013年6月14日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
2013年アマルフィ海岸現地視察調査報告<125本 全体メニュー> アマルフィの位置。 ヴィエトリの紋章 イタリア国旗 ◆ライトの概要 下はライトの概要です。 ライト(Raito)の標高は244mあります。ライト自身はヴィエトリスルマーレという自治体の分離集落ですが人口は2001年時点で996人です。このぐらいの規模になると教会や学校を通じて集落の住人相互が知り合いということになります。 Source:Wikipedia Itali ライトは、先に訪問しましたヴィラグアリグリアで「カプリ島」と呼ばれるドラマが撮影されたことで一躍有名になりました。ライトは路線バスによりヴィエトリ・スル・マーレそしてより奥にある分離集落、アルボリに接続されています。またライトの海岸はアマルフィ海岸の一環にあり、世界遺産と言えます。 ライトという集落の名の語源は、その名前は、ラテン語の「ragitus」から来ています。日の出から日没まで太陽の恩恵にあずかれる位置にあると言う意味です。実際、ライトは一日中、太陽の日差しがあります。いずれにしてもライトでは244mの高台からサレルノ湾の壮大な景色を楽しむことが出来る楽園であり山と海の間に挟まれた健康的な楽園と言えます。 ◆ライトの景観 翌朝、B&Bでの食事前に近くにあるライトの教会に行ってみた。幸いにもこの日も快晴、結局、ナポリに着いた初日から今日まですべて快晴でした。 写真は、B&Bのすぐ近くにあった聖マリア・デレ・グラツィエ教会からの眺望です。海側、山側ともに抜群です。 下の写真はライトからチェターラ方面を見たものです。高い岩山がそびえています。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 上記の位置関係をグ-グルアースの3次元立体図で見ると以下のようになります。下図にあるアルボリは、ライト同業、ヴィエトリ・スル・マーレの分散集落のひとつで、ライトよりさらに山側の奥地に入ったところにあります。 グ-グルアースの3次元立体図で見たライトからチェターラ方面 下の写真は聖マリア・デレ・グラツィエ教会の前庭です。ここからは、サレルノ湾、ティラニア海が一望出来ます。日の出からさして時間が経っていない朝日の長い影が落ちています。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 下は山がサレルノ湾、ティラニア海に落ちる自然景観の写真です。場所は、聖マリア・デレ・グラツィエ教会の裏から撮影したものです。この先にチェターラ、アマルフィ、ポジターノ、カントーネなど、アマルフィ海岸のコムーネが続くことになります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 下もライトの高台から望むサレルノ湾、ティラニア海の景観です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 下は1915年にライトが町として成立したことを記した碑です。ただし額縁は青山が後からつけています。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 つづく |