第３回 アマルフィ海岸自治体の持続可能性基礎調査 2013-6 A Survey on Sustainability of Costiera Amalfitana Comune 初夏のアマルフィ海岸を行く ７日目 アルボリのまちと景観 青山貞一・池田こみち 2013年6月14日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
２０１３年アマルフィ海岸現地視察調査報告＜１２５本 全体メニュー＞    アマルフィの位置。 ヴィエトリの紋章 イタリア国旗 ◆アルボリのまちと景観  アルボリの町の看板 撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6 私達はB&Bで朝食後、車でライトからアルボリに向かいます。 アルボリは下の地図にあるように、ライトよりかなり山側、奥に入ったヴィエトリ・スル・マーレの分散集落です。  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6 このアルボリは、サラセン（アラブ）人からの守備のためにつくられれたという記録があります。アルボリは、鮮やかな色と狭い路地が特徴となっています。その後、アルボリでは、住民が山の土地を耕作し何でも栽培してきました。 アルボリの名前の由来については諸説があります。それはたとえば、「アルゴノート」から派生したという説があります。「アルゴ」は、ギリシア神話に登場する船「アルゴ」の乗組員をさします。また Alboloから来たという説もあります。さらに 「albores」から来た説もあります。これらはいずれも木材船に関連した場所を指定しています。 私達は崖の上のアルボリを歩いたので分かりませんが、アルボリ集落は、それ自身サレルノ湾に面する海浜をもっているので、アルボリの由来はおそらく海や船に関連しているのかも知れません。  Source:Wikipedia Italia  出典：グ-グルアースの３次元立体図で見たライとアルボリ 上の立体図のうちライトとアルボリを平面地図で見ると以下のようになります。宿泊しているB&Bがあるライトからかなり奥に入った集落です。標高がかなりあり、ライト同様、非常に見晴らし、眺望がよい場所と言えます。、この小さな村は、264メートルの傾斜地に位置しています。このアルボリもそそかしこに魅惑的な景観があります。 しかし、このアルボリに行くためにはアマルフィ海岸に突き出たライトのわずか２ｍちょっとしかない道路を経由しなければなりません。一方、この道路はアルボリの奥で行き止まりとなっています。アルボリは海岸にも接していますが、海岸に行くためには切り立った断崖にへばりつく沢山の階段を降りなければ鳴りません。 下は海側から見上げたアルボリです。ポジターノのように、狭い斜面に多数の家が張り付いているのが分かります。おそらく私達が向かったのはかなり斜面の上の道路のはずです。  Source:Wikipeida Italia 下はアルボリからの自然景観です。岩山がさらに鮮明に見えています。この写真からでは分かりませんが、アルボリからも海に降りれます。  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6 ところで、アルボリの経済は主にレストランやアグリビジネスなどの観光と柑橘類の栽培など農業に依拠しています。  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6 アルボリの魅力は絵のように美しい景観ですが、アルボリの小さな村の中心部にはアンティオキアの聖マーガレット教会があります下はアルボリの詳細？地図です。見れば、アルボリには少なくともひとつの教会と４つの小さな礼拝所があるようです。  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6 |