台風一過の東京。2007年9月7日の午前。東急、田園都市線二子多摩川駅のホームから撮影した一枚。 水量はいつもの数10倍か。激しい降雨で多摩川の河川敷が全面に冠水、さらに住宅地とぎりぎりまで濁水が押し寄せていた。まるで突然、湖ができたみたいである。 かつて「岸辺のアルバム」で有名となったのは、二子多摩川から少し上流のところだ。今回はすんでの所で「岸辺のアルバム2」となるところだった。 忍び寄る地球温暖化の影響か、同じ台風でも最近首都圏を襲う大型台風はいずれも降雨量が甚だしく多い。さもなくとも流出係数の高い都市地域では、上流で降った雨がすぐに下流に押し寄せる都市河川は怖い。 東京都と神奈川県の境を流れる多摩川。写真左側が東京都世田谷区、右側が神奈川県川崎市 東急、田園都市線の二子多摩川駅ホームで青山貞一が2007.9.7午前11時頃撮影 追記 下の写真は、2007年9月13日に撮影したもの。ただし、11日、12日とかなりの降雨があり、渇水期の水量よりはこれでもかなり多い。撮影した角度は上の写真と異なっている。 東急、田園都市線の二子多摩川駅ホームで青山貞一が2007.9.13午前11時頃撮影 |