与野党逆転ではじまる 日本の民主政治の夜明け 〜政策学校、一新塾講義〜 青山貞一 掲載日:2007年9月25日 |
|
2007年9月24日、私が代表理事をしている政策学校、特定非営利活動法人一新塾(東京都港区)の政策提言中間発表会があり、冒頭でいつものようにミニ講義を行った。 今回の講義は、参院選で与野党の議席が逆転したことを受け、「独立系メディア」で連載してきた『与野党逆転ではじまる民主政治の夜明け』を講演テーマに約1時間講義を行った。 くしくも9月24日は、安倍首相が慶応大学病院で会見を行った日。塾生は非常にリアリティをもって聞いてくれたことと思う。 日本にもやっとまともな民主主義が芽生えつつあること実感する今、私たち一人一人が「観客民主主義」に陥ることなく、主体的市民として社会変革にとりくまねばならないことを力説した。 講義は、「独立系メディア」で連載しているものを154枚のパワーポイントに展開した。ミニ講義や基調講演の内容はすべてVHSビデオ、DVD化され ており、当日参加できなかった塾生は自宅で見聞きできる。 講演後、いつものように塾生による政策提言(今回は中間発表)への助言を青山、鈴木、大西の3名で行った。 助言者のひとりで民主党馬淵澄夫衆議院議員(耐震偽装問題でがんばられた)の政策秘書をされていた大西健介さんが、次期衆議院議員選挙に立候補することになった。選挙区は愛知県第13区。大西さんは一新塾の卒塾生。ぜひ、当選して欲しい。 ●大西さんの経歴: 京都大学法学部卒業→第一回政策秘書試験合格、参議院事務局一種合格→外務省北東アジア課に勤務→在アメリカ合衆国大使館書記官として連邦議会を担当→衆議院議員馬淵澄夫氏の政策秘書と、絵に描いたような「エリート」経歴だ。しかし、大西さんは一新塾の塾生となられる前後から一貫してNPOなど市民による主体的活動を支援されている。 なお、一新塾からは多数の国会議員、都道府県議員、市区町村議員がでているが、国会議員は現在、衆院4名、参院1名、合計5名である。
|