|
|
先に日刊ゲンダイ2010年3月31日号の民主党川内博史衆院議員によるトンデモ提案記事を紹介した。 そこでは、ホワイトビーチ沖埋め立て案として、3600m×2本の滑走路をもつ巨大な恒久軍事施設となる危険性とともに、私は次のように指摘した。 すなわち、ザット試算しても全部で1兆円規模になるのは間違いない。前々から噂さえている各種の沖縄県内土木利権がそのまま今後半世紀、基地利権、公共事業利権が生き残ることになるだろう。 私の知人の友人が興味深い地図をつくってくれた。 それは今まで出た情報を元に「ホワイトビーチ沖埋め立て案」と従来の「辺野古のキャンプシュワブ沖案」の比較図である。 ホワイトビーチ案の立地予定位置 出典:グーグルマップ ホワイトビーチ案の立地予定地周辺。泡瀬干潟すぐとなりにある 出典:グーグルマップ 以下に両案の比較図を示す。地図をつくられたのは、小林あつしさん(通称、あつこばさん)である。 以下の地図から分かるように、ホワイトビーチ案はキャンプシュワブ海上案の面積で何と6倍でしかも全面海洋埋立である。 出典:小林あつしさん(通称、あつこばさん) となると、おそらく関連する県内外の訓練施設、関連施設を含めると、総事業費は1兆円どころか、数兆円規模となる可能性は大である。 これではまさに、防衛省、外務省の焼け太りとなるし、財政破壊だけでなく、トンデモなく環境破壊になるだろう。
|