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実は、私(青山貞一)がつとめている大学の学生も語学研修でクライストチャーチにあるカンタベリー大学にこの時期行っていたが、現時点では引率者を含め全員無事との連絡が来ている。 今回のニュージーランドの大地震は、2つのプレートがちょうど、クライストチャーチ周辺でぶつかりあっており、思いの外、現地被害は甚大のようである。 当然のこととして日本人の安否確認は重要だが、日本のマスコミからの情報だけでは、ニュージーランド南部、クライストチャーチ大地震の実態がまったく分からない。なぜ、救助が遅々として進まないのか、また本人確認ができないのかなど。 以下は、世界各地の報道機関などが送ってくる被害状況、とくに写真を見ると今回の直下型地震の凄まじさがよく分かる。 ところで、実はクライストチャーチでは2010年(昨年)の9月4日にもM7規模の地震が発生しており、この時点ですでに弱体化していた多くの建築物、構造物が今回の直下型地震で崩壊したと推測されている。その意味では、天災だけでなく人災的側面もないとは言えない。 もっぱら、日本でも阪神淡路大震災以降につくられた新耐震基準の前に建築されている住宅、ビルがいまだに1千万戸以上もあるとされている。とくに東京など世界的に見て超過密な巨大都市を直下型大地震が襲われれば、どういうことになるか想像に難くないはずだ。 ニュージーランド・クライストチャーチ周辺地図 Source:Google Map View Larger Map Source:Minivan News Source:MyAppleTown Source:News.com.au Source:News@Spreadit.org Source:FireEarth Source:Daily Telegraph Source:National Geographic Source:Heraldsun.com.au |