以下は、2007年10月1日から2008年9月30日まで、この一年間の各種燃料の価格変化を示している。いずれの価格も今年の夏、すなわち2008年7月がピーク、現在は2007年10月の水準に落ち込んでいることが分かる。
データの出典は Energy Economics Newsletter である。
●WTI先物原油(1バーレル当たりの米ドル)
ガソリン、軽油、灯油など石油関連価格のもととなる原油価格の推移である。基準となるWTIの先物原油価格は、2007年10月時点で1バーレル当たり80ドル台であったものが、2008年7月に最高で1バーレル当たり146ドルまで上昇した。その後、下落に転じ、現在(2007年10月)は1バーレル80ドル台と一年前に水準に戻ってきている。
●無鉛ガソリン(1ガロン当たりの米ドル)
無鉛のガソリン価格の推移である。2007年10月時点で1ガロン(約3.8リットル)当たり2ドル台であったものが、2008年7月には最高で1ガロン当たり3.4ドルまで上昇した。その後、下落に転じ、現在(2007年10月)は1ガロン当たり2ドル台と一年前に水準に戻ってきている。
●先物灯油価格(1ガロン当たりの米ドル)
灯油価格の推移である。2007年10月時点で1ガロン(約3.8リットル)当たり2.2ドル台であったものが、2008年7月には最高で1ガロン当たり4.1ドルまで上昇した。その後、下落に転じ、現在(2007年10月)は1ガロン当たり2.5ドル台と一年前に水準に戻ってきている。
●先物天然ガス価格(1MMBTU当たりの米ドル)
先物天然ガス価格の推移である。2007年10月時点で1MMBTU当たり6.5ドル台であったものが、2008年7月には最高で13.2ドルまで上昇した。その後、下落に転じ、現在(2007年10月)は6.7ドル台と一年前に水準に戻ってきている。