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利用は無限!
マイクロ・ビデオカメラ

青山貞一
 

5 March 2010
独立系メディア「今日のコラム」

 過日、研究費でパソコンなどを購入するためアキバにでかけ。そのとき、いろいろな使い道が考えられるマイクロ・ビデオカメラを見つけ買ってみたので報告する。

 このマイクロビデオカメラは、下の写真にあるように、親指より少し大きなくらいの超小型のビデオカメラである。電池は内蔵のリチウム・イオン充電池である。充電はUSBケーブルを使いPCから行なう。


写真では附属のストラップとシリコンカバーを付けている

 動画の撮影時間は連続、ぶつ切りいずれも合計で約1時間半である。

 このビデオカメラの機能は、
1)通常のビデオカメラとして撮影出来る
2)Webカメラとして使用出来る。
3)音声感知録画機能があり60dB以上の音を自動関知し、約2分間録画を行う。これを何度も繰り返し電池がなくなるまで続ける。

 3)の使い方をする場合の最大待機時間は250時間である。以下基本的な仕様を示す。

 @画 質:パソコンのSVGA(720×480)並である。
       使ってみた幹事では、かなり動画は綺麗にカラーで録画される。
 A出力ファイルの圧縮形式:おおよそMPEG4のAVI形式となる。
       プレミアはじめ多くの編集ソフトで画像の編集が可能である。
 B音 質:MP3並ですばらしいHiFiである。
 C記録媒体:マイクロSD(HC)を使う。私は800円程度の2GBのマイクロSD
       を使っている。マイクロSDHCを使うと最大8GBまで録画が可能だ。
 D重量:39g(電池を含む)

 環境問題あるいは人権問題との関連での使い道としてはいろいろ考えられる。

 写真にあるように、何しろ親指より少し大きいくらいの大きさで、重量も39gの超小型、超軽量である。稼働中も一切音がしない。音声感知録画機能がある。音声だけでなく綺麗に映像(動画)も撮れることなどの特徴を生かせば結構多様な使い道があるはずだ。

1)野生動物の撮影(ただし撮影開始には音が必要)
2)各種施設の監視、出入りトラックの監視など
3)役所などとの交渉、議論などの記録
4)ビデオカメラなので動画と音声を含む各種証拠の撮影に最適
5)なにしろ軽いのでありとあらゆるところに持参できる

 なお、録画後のファイルはUSBケーブルでパソコンに簡単に移せる(デジカメと同じ要領)。操作は至って簡単。単独でも、またノートPCと組み合わせて移動用のWebカメラとしても使える。

 機種名は UV−021 で3色ある。

 私が買ったショップは、秋葉原のパソコン工房
http://www.pc-koubou.co.jp/shop/shop_map/akihabara_honten.php
で税込み価格は約6000円だった。メーカーはMitsumaruという会社です。

 あまりにも小さいので操作については、各種スイッチ、動作中の確認(LED)などにかなりの工夫のあとがある。

 USBとの接続ケーブル、壁に取り付ける場合の取り付けユニット、ねじ、ドライバーCD、説明書PDF、シリコンカバー、ストラップなどが附属している。

 一方肝心はマイクロSD(HC)は附属していないので、マイクロSDかマイクロSDHC(HCは4GB以上に対応)を買われるとよいと思います。2GBですと600−900円です。デジカメ用と同じものだ。

 なお、動画圧縮ファイルの拡張子は.AVIだが、実質的に圧縮形式はMpeg4のようだ。プレミアなどの動画編集ソフトで自由自在に編集が可能であり当然、You Tubeにも対応している。