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2009年12月28日、今まで普天間飛行場代替施設の辺野古移設に関して黙っていた民主党の小沢幹事長が、「沖縄県民の声を聞いて対応すべきだ」と述べたうえで、「あの青い海を埋め立ててよいのか」と述べ、今の日米合意にある、名護市辺野古のキャンプシュワブ沿岸への移設には否定的な考えを示した。
小沢幹事長や鳩山総理は、代表時代からことある度に普天間飛行場の県外あるいは海外移転を言及してきたことからしても、至極当然のことを言ったまでだ。 ※青山貞一:普天間の県外移設めざす、民主党新旧両代表が言明! ところで上のNHKニュースの同じ時間帯に、インド訪問中の鳩山由紀夫首相は28日、同行記者団と懇談し、沖縄県の米軍普天間基地の移設問題について「米国の意向を無視した与党合意はあり得ない。そういう思いの下でグアム(移設)への私の思いを述べた」と表明したと報じたことに関連し、自民党の石破政調会長は、「(鳩山首相も)当然のことをやっと分かったか。アメリカにひれ伏してもお願いすることだ」と述べた。 NHKのインタビューに応えたもので、おそらくNHKはバランスをとる意味で自民党幹部の言い分を聞いたのだろうが、これには耳を疑った! バカを言うんじゃない。鳩山首相がどう言ったか知らぬが、日本政府は何でひれ伏してまで辺野古に移設しなければならないのか? 自民党と大メディアが辺野古移設の大合唱を強めれば強めるほど、防衛利権、土木利権の臭いが高まってくる!石破氏の言い分はきわめて異常であり、理解しがたいものだ。とともに売国奴的な本性を見た思いがしたのは、おそらく私だけではないだろう。 そもそも、伊波宜野湾市長の緻密な報告をなぜ、大メディアは報道しないのか、極めて不可思議である。
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