石川議員の取り調べで申し入れ 弁護人、全面可視化など求め
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東京地検に政治資金規正法違反容疑で逮捕された衆院議員石川知裕容疑者(36)の弁護人、安田好弘、岩井信両弁護士は17日、石川容疑者に対する取り調べ全過程の録音・録画(全面可視化)などを求める申し入れ書を地検のほか、最高検や東京高検、法務省に送付した。
安田弁護士らは「全面可視化が自白強要や冤罪を防ぐのに不可欠」とした上で、石川容疑者の任意聴取の段階で、検事が「容疑を認めないと帰さない」などと自白を強要したと主張している。
申し入れ書では、全面可視化以外に(1)1日の取り調べ時間を計4時間以内(2)黙秘権の十分な尊重(3)弁護人接見の回数と時間の確保―などを求めている。
2010/01/17 18:52 【共同通信】
2010.01.17
検察が石川議員に自白を強要
通常は在宅のまま取り調べる「記載漏れ」という軽微な政治資金規正法違反の容疑であるのにも関わらず、東京地検特捜部に異例の逮捕、拘束をされている石川知裕衆院議員(36)の弁護人、安田好弘、岩井信両弁護士は、17日、石川議員が任意聴取の段階で検事らから「容疑を認めないと自宅に帰さない」などと、自白を強要されていたと発表した。
安田弁護士らは「全面可視化が自白の強要や冤罪を防ぐのに不可欠である」として、地検、最高検、東京高検、法務省に対して、石川容疑者に対する取り調べの全過程の録音、録画(全面可視化)を求める申し入れ書を送付した。
また、取り調べをしている特捜部が「石川容疑者の供述」として外部のマスコミに事実無根の内容をリークし続けている疑惑に対して、有識者の間からは東京地検の佐久間達哉特捜部長を国家公務員法違反の容疑で刑事告発する動きも起こっている。
世田谷通信(2010年1月17日)
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