民主党の鳩山由紀夫代表は16日午後の就任記者会見で、西松建設の違法献金事件に関し、「なぜ小沢一郎前代表だけで二階俊博経済産業相には及ばないのかと誰しも思う。
検察も官僚であり、なんとしても政権を維持しなくてはならないという思いからではないか」と述べ、検察の捜査姿勢を厳しく批判した。
一方、同事件で公設秘書が起訴された小沢氏の対応については「必ずしも説明を尽くしていないのも事実。
これで『臭いものにふた』と思われているかもしれないが、わたしはそう思っていない」と述べ、代表退任後も説明責任を果たすべきだとの考えを重ねて示した。
時事通信 (2009/05/16-19:12)
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