新党日本の有田芳生副代表は25日午前、都内で記者会見し、衆院選に出馬した田中康夫代表の参院議員失職に伴う繰り上げ当選を辞退したことを明らかにした。
有田氏は「当初から繰り上げ当選という安易な道を考えたことはない」とし、衆院東京11区への立候補は取りやめない考えを示した。
有田氏の辞退により、前回参院選の同党比例代表で同氏に次ぐ得票だった元党職員の平山誠氏が繰り上げ当選の対象となる。中央選挙管理会が近く選挙会を開いて決定する。
時事通信 (2009/08/25-12:14)