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海外メディアも心肺停止者の

扱いに疑義を感じている


青山貞一 Teiichi Aoyama

September 28 ,2014
Alternative Media E-wave Tokyo
無断転載禁

 海外でも9月28日午後2時に、心肺停止の31名のうち27名を御岳山に残し、警察、消防、自衛隊が引き上げ、今日(29日)午前から救出作業を再開としていることについて、不思議に思われている。 

 以下の記事のうち、心肺停止の31人中4人は下山時に病院などに運ばれ,その後死亡が確認されたというニュースがある。しかし、27人の心肺停止のひとたちを実質山頂などに置き去りにしているのは、どうみてもおかしい(不可思議)だろう。

 心肺停止の27人は、どうみても死亡者であるはずである。もちろん、心肺停止=死亡ではないにしても、蘇生対応をしない限り、死亡状態となる。山頂などに2日〜3日置き去りになっているとすれば、生存の可能性は限りなくゼロに近くなるのだから。

◆心肺停止

 心肺停止は、心臓と呼吸が止まった状態。CPAともいう(Cardiopulmonary arrestの略)。心臓の動きが先に止まる場合と、肺の動き(呼吸)が先に止まる場合とがあるが、いずれの場合でも放置しておけば必ず両者は合併し「心肺停止状態」となる。しかし蘇生の可能性が残されているため死亡状態ではない。脳に血が行かなくなるため、手遅れになると、たとえ命は助かっても脳死状態になる危険があるので、この状態に陥った患者に対しては、人工呼吸や心臓マッサージなど迅速な救命措置が必要である。心肺蘇生法はCPR(Cardiopulmonary resuscitation)と呼ぶ。

出典:Wikipedia

 なのに、なぜメディア各紙それにテレビ報道では、心肺停止としているのであろうか? 警察、消防、自衛隊、自治体もさることながら、メディアも不可思議な対応となっている。

 これは家族らに対してもきわめて失礼なことであり、不可思議なことと思えるが??

◆御嶽山の救助活動、中止に  ロシアの声(旧モスクワ放送)

 土曜、噴火を開始した長野県の御嶽山における救助・捜索活動が、毒性ガスの発生により中止を余儀なくされた。共同通信が伝えた。

 日曜朝に再開された活動は14時に中止された。噴火の時点で250人が入山していた。うち30人が行方不明となっている。噴火以降、70人が病院にかかっている。

 最新のデータでは、31人が心停止を迎えているが、死亡の報告は上がっていない。50人が負傷し、うち7人が意識不明、数人が重篤。心停止を迎えた人たちが負傷者の中に入っているのかどうかは不明。