2009年8月11日〜12日の夏休みの真っ最中、宇都宮大学教育学部で環境教育各論の集中講義を行った。
私がいろいろな大学で非常勤講義をしてきたが、教育学部でも集中講義や非常勤講義をしてきた。一番長かったのは、早稲田大学の教育学部だ。当時、早稲田大学教育学部には広末涼子さんが在籍していた。北海道教育大学や岩手大学、福島大学でも行った。なぜか東京より北にある大学が多い!
教育学部の場合、日本固有の文系、理系という分け方がなく、文系、理系を超えた講義や演習、ゼミができるので、おそらく学生にとっても環境問題を理解する上で分かりやすいだろう。
下が2日間にわたって行った環境教育各論Cの内容である。
一日目は、環境問題の歴史と法、二日目は、問題解決、政策提言のための基礎知識、環境に配慮したまちづくりの具体的事例である。
原則として一本1時間から1時間30分の講義とし、それぞれの講義のなかで、質疑を受け、また一本終了後、簡単なリポートを出してもらった。単位は一単位。評点は月末を期限とするリポートで行うことにした。
東京都市大学では一講義、200〜420名の学生を相手に行ってきたこの種の講義を学部で15人程度を相手に行ったのだが、やはり少人数の方が学生の顔を見ながら出来るのでよいと感じた。
学生からも以下のようなメールが来た。うれしい。
> 先生の講義は分かりやすく勉強になりました。
> ありがとうございました。
あのマンモス大学の早稲田大学の教育学部でも抽選で上限を125名などに限定していたが、200〜420名の学生を一度に相手にするのは難しい。
下の写真は終了後、撮影したもの。前列左から2人目が教育学部の真下先生、3人目が青山です。