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信州痴痔戦・猿山狂騒戯画 混迷を極める知事候補選定 その4 34人目の候補者案が浮上!? 青山貞一 2006年5月18日 |
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混迷を極める長野県知事候補選定だが、昨日(2006年5月17日)、前回の知事選挙で実質的に田中康夫候補の対抗馬となった長谷川敬子氏が飯田市の住民グループから立候補者の案としてノミネートされた。
以下は、2002年の前回長野県知事選挙における田中陣営に対し長谷川陣営を擁立し戦いを挑む様子に関する記事である。
以下は、2002年9月1日に行われた選挙の結果である。以下にあるようにほぼダブルスコアーで田中康夫氏が長谷川敬子氏を破って当選した。投票率は73.8%。
さらにその前の長野県知事選挙結果を以下に示す。 長野県知事選挙(実施日2000年10月15日)
なお、以下は前回立候補に関連し、読売新聞が長谷川氏にインタビューした内容とそれへの長谷川氏からの回答である(2002年8月)。 有能な女性に活躍の場を 任期4年、ムダにせずに ――下諏訪ダムなどを「継続」とした県公共事業評価監視委員会の委員として、「脱ダム宣言」をどう考えるか。 「評価監視委員会は精力を傾けて県が出してきた再評価案を審議した。代替案や調整池などとセットにする方法の可能性など多岐に渡って検討し、費用などの要素も勘案しながら出した結論だったが、それが突然、いとも簡単にひっくり返されたのには驚いた。現在の治水・利水ダム等検討委員会の議論は、評価監視委員会で話し合ってきたことの繰り返し。いったい我々は何をしてきたのかという気がする。田中知事は過去の議論を踏まえていない。今までの積み重ねを勉強してから発言すべきだ」 ――知事の公共事業に対する姿勢をどう考えるか。 「将来を踏まえた一般論としては間違っていないと思うが、県内、特に私が住む飯田・下伊那地域では道路などのハード整備がまだまだ必要。知事は『南北格差』に配慮するとたびたび言っているが、何も変わっていない。今までの仕組みを壊すのは良いが、次に何をしてくれるのか分からない。いったいどれくらい待てば良いのか、期待と不安が混じる」 ――支持率53%をどう見るか。 「抽象的な言葉はあっても、具体的なものがないことによる失望感が表れている。知事は『改革の痛み』などと言っているようだが、まだ何もしていないのだから、違うだろう。むしろ、実体的な改革が進んでいないことへの不安だ。実体が見えていない今の段階で評価はできない」 ――女性として県政に期待することは。 「就任直後の所信表明には『男女共同参画社会に取り組む』とあったが、やはり具体的なものがない。昨年末に知事と対談した時、現代女性の社会進出の背景について、『電子工業社会になって電気がまが登場したことで女性が自由になった』などと話されていたが、ちょっと次元がずれていると感じた。女性施策に対する取り組みに不安を感じたが、是非新たな発想で有能な女性が活躍できる県を実現してほしい」 ――今後、注目していることは。 「改革を実現するには、今までの行政の成果を踏まえ、新たな共同体制の構築が重要。それをアドバイスできる、県政の流れを知っているブレーンが必要だ。やはり県政運営は一人では無理。任期四年を空白の期間にしてほしくない」 |