セント・ジョーンズ郊外 ベイ・ブルズの朝 Morning has Broken in Bay Bulls 青山貞一 2006年10月22日 転載禁 |
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セントジョーンズで一通り仕事を終え、夕方からセントジョーンズ郊外にでかけた。とはいえ、まったく不案内な地域、地図とあらかじめホームページで検索した資料を頼りに南に向かう。 セントジョーンズから南に約60kmほど行くと、ベイ・ブズルと言う海辺のまちがあった。この町の世帯数はわずか285世帯、人口約1000人である。しかも、1996年に比べてー4.6%となっている。 他方、おどろくことに平均人口年齢が何と37.9歳と若い。宗教は86%がカソリックとなっている。 以下のURLに冬のベイブルズの写真があるが、いかにも厳寒の地であることがわかる。http://www.trailcanada.com/photos/bay-bulls.asp
こんな小さな町でもれっきとした独立した自治体である。産業は漁業と石油関連事業そしてペンションなどの民宿とある。 今回の旅行ではセントジョーンズの宿泊先を東京できめてこなかった。そこで、いわゆるB&B(Bed and Break Fast、日本の民宿、ペンションに相当)を探すことにした。 ベイブルズの漁港近くに以下の青い色をしたようなレストラン兼おみやげやがあったので、そこでよさそうなB&Bを教えてもらう。ここの店の主人が飼っているらしい何とも人なつこいネコが寄ってきた。 数キロm先に、新装開店のB&Bがあるというので、行ってみた。下の写真はそのB&Bだ。何と立派なB&B、しかも一泊朝食付きで5000円程度という。季節によって宿泊費は異なり、真夏だと8000円を超すそうだ。 部屋数は3階分あわせて10ちょっとか。案内された部屋は、ADSLが使え、DVDやケーブルテレビも見れる! 一階には朝食やくつろぎに遣うリビングルームがある。朝食はてづくりのパンやジャム、それにチーズ、バターですごくおいしい。 上下の写真にあるように、このB&Bはざっと数千坪の広大の敷地の中に、大家さんの家とこのB&Bしかないではない。これにはびっくり。 この土地の大規模地主でもともと漁民だったひとがB&Bを経営しているという。そうこうしているうちに、夕闇が迫ってきた。B&Bの主人に聞くと、数km先にレストランがあるというので行ってみる。 クラムチャウダー、シーフード料理など、安くてうまい。 翌朝、敷地内を散歩する。下の左の写真から分かるように、敷地は広大だ。下の海岸もB&Bの大家さんの敷地という。何とも豪華で優雅だ。カナダひろしといえ、これほどゆったりとした町はないかもしれない。 やっと晴れたベイブルズの空の写真をとる。朝6時ごろだ。右下の家は大家さんの建物。初秋の早朝の空だ。 泊まったB&Bはカナダセレクトと言って、三つ星ホテルのB&B版。さすがだ。
そうこうしているうちに、東の空に太陽が差し込み、何とも幻想的な光景となった。写真家、青山貞一の出番だ。 アート・ガーファンクルの歌の名ではないが、 Morning has Broken in Bay Bulls とでも名付けよう。 日本から最果ての地、ベイブルズで次第に空があけてゆく様が分かる! どうぞ、ごらんあそばせ! Morning has Broken in Bay Bulls 1, New Found Land, Canada by Teiichi Aoyama Morning has Broken in Bay Bulls 2, New Found Land, Canada by Teiichi Aoyama Morning has Broken in Bay Bulls 3, New Found Land, Canada by Teiichi Aoyama つづく |