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北陵クリニック事件
「人権と報道」連絡会で
阿部泰雄弁護士が講演

掲載月日:2008年6月11日


6/16(月)人権と報道・連絡会で
  阿部泰雄弁護団長が講演■


 来週16日(月)「人権と報道・連絡会」定例会で阿部泰雄弁護団長が講演を行います。ぜひご参加ください。
http://www.jca.apc.org/~jimporen/log/archives/2008/05/6.html

テーマ:「北陵クリニック事件上告棄却決定」
日時:6月16日(月)18:00-21:00
場所:東京学院 (水道橋駅西口徒歩1分)
会費:300円

(人権と報道・連絡会HPより)
 例会では、逮捕直後から守さんの弁護に取り組んできた阿部泰雄弁護団長に、最高裁決定の問題点、再審に向けた取り組みについて話していただきます。また、刑事裁判とは別に、阿部弁護士と守さんが共著で出版した『僕はやってない!』の記述に関し、北陵クリニックの実質経営者だった東北大学教授が、阿部さんを名誉毀損で訴えている裁判についても報告していただく予定です。


■ 損害賠償民事裁判で不当判決 ■

 刑事裁判で起訴された5件中、中心の「事件」であったA子さんの急変について、A子さんとその両親が守さんに5000万円の損害賠償を求めていた民事裁判の判決が5/27、仙台地裁であり、請求通り5000万円支払えという不当な判決が出ました。

 仙台の支援する会の情報によれば、判決は民事裁判では異例の、裁判長が判決要旨を述べるというもので、以下のように決めつけたとのことです。

 「A子さんの急変原因はマスキュラックスによるもの。三方活栓から注入したと認められ、これをくつがえす証拠はない。故意に注入した極めて凶悪な犯罪行為であり、医療従事者にあるまじき犯行で原告の苦しみは察するに余りある。犯行を否定し、責任を回避している被告は一層大きな苦しみを原告に与えている。当時6年生の原告は未来の全てを失うという悲惨な状態であり、現在も意識が戻らず介護の苦労も大きい。」

仙台地裁へ抗議のハガキ・手紙をお寄せください。

<抗議先>
〒980-0812仙台市青葉区片平1-6-1
仙台地方裁判所第一民事部 裁判長 潮見直之 殿

 またこれとは別に、元北陵クリニックの半田康延東北大学教授が著書「僕はやってない」の内容が名誉棄損に当たるとして弁護団長の阿部泰雄弁護士に対して、謝罪広告と慰謝料1000万円を求めている不当な民事裁判が同じ潮見裁判長の下で進んでいます。

 本件冤罪を世論に訴えるため必要かつ正当な執筆活動を行った阿部泰雄弁護団長を支援するため、半田教授の要求を認めないよう併せて仙台地裁へ要請しましょう。


■ 上告審報告・再審決起集会無事終了 ■

6/7上告審報告・再審決起集会が約80名の参加で盛況に終わりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。ご出席できなかった方で当日資料をご覧になりたい方にはお送りします。


■ HP更新関連 ■

宮城刑務所からの守大助さんのメッセージをHPに掲載しました。
http://homepage2.nifty.com/daisuke_support/message_080510.htm


無実の守大助さんを支援する首都圏の会
〒168-0081東京都杉並区宮前5-9-24サンハイツ宮前210藤沢方
Tel.050-3310-1368 Fax.045-663-7953(日本国民救援会神奈川県本部)
E-mail:daisuke_shien@mbr.nifty.com
URL: http://homepage2.nifty.com/daisuke_support/