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Memorandom

   12.ブハラの「みどころ」A

Buxoro, Uzbekistan

青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年1月29日
独立系メディア E−wave Tokyo


 
 ウズベキスタンの国章

 以下はウズベキスタン大使館で頂いた「ブハラのみどころ」についての資料です。





 以下にブハラのみどころを紹介します。

バラハウズ・モスク

 ブハラのアルク城の近くにあるバラハウズ・モスクは、1718年に建てられたブハラのハーン専用モスクです。現地語で「ハウズ」は石垣でキレイに四角く取り囲んだ『池』を意味しています。

 従って、バラハウズは「池の前」を意味しています。このバラハウズ・モスクにはクルミの木で作られたており彫刻が施されたされた高さ122mの柱が20本並んでおり、それが池に映って見えることから「40本柱のモスク」とも呼ばれています。

 バラハウズの天井は、赤、緑、黄色とまた軒の正面や天井は赤、緑、黄色と塗り上げられています。このバラハウズは、ブハラでは他で見られないの建築洋式、アイヴァンが採用されています。ウズベキスタンの他のまちではヒヴァのクフナ・アルクで見ることができます。


アルク城    出典:トリップアドバイザー


ブラハ市民の憩いの場、   出典:グーグルマップストリートビュー


カラーン・ミナレット
 Kalyan Minaret

 カラーンとは「大きい」という意味です。高さは46.5メートル、ブハラ旧市街にあって一番高い建築物です。まちのどこからでも見えブハラのまちのシンボル的な存在となっています。

 このカラーン・ミナレットは 1127年にカラハーン朝のアルスラン・ハーンによって造築されています。ミナレットは、金曜日と祭日に信者にお祈りに呼びかけるという役割の他に、見張りの塔ともなっています。さらに観光客にとってのランドマークとしての役割も果たしています。

 なお、恐ろしい話しですが、受刑者を袋に詰めミナレットの屋根から投げ落として処刑したことから「死の塔」という異名も持っています。

 ミナレットのすぐそばにカラーン・モスクがあります。カラーン・モスクからミナレット内に入ることができます。中には105段の螺旋状の階段があります。この階段を登ってゆくと360度、ブハラの街並みをパノラマ的に見ることが出来ます。

カラーン・モスク
 Kalyan Mosque

 多くの建築物が立ち並ぶブハラの中でもカラーン・モスクはひときわ目をひくモニュメント的な建築物です。古来よりこのモスクでは、住民,市民誰しもが礼拝できる金曜モスクです。

 カラーン・モスクが現在の敷地に最初に建てられたのは8世紀が最初です。しかし最初の建築物は13世紀のモンゴル来襲時に破壊されています。

 現在のカラーン・モスクは16世紀、シャイバーニ朝の時代に建てられたものです。名前が示すとおり大変大きな建築物で、1万人もの信者が同時に礼拝できます。チンギス・ハーンがブハラを征服するとき、宮殿と間違えてモスクを破壊したという話もあります。

 宗教が否定されたソ連時代、このモスクはは何と倉庫として利用されたそうですが、1970年代より改修が進められ、ウズベキスタン独立後、再びモスクとして利用されるようになっています。


カラーンの大ミナレット (トリップアドバイザー提供)


カラーンの大ミナレット (トリップアドバイザー提供)


ブハラ (トリップアドバイザー提供)


ブハラ (トリップアドバイザー提供)


カラーンの大ミナレット (トリップアドバイザー提供)


カラーンの大ミナレット (トリップアドバイザー提供)


カラーンの大ミナレット (トリップアドバイザー提供)


カラーンの大ミナレット (トリップアドバイザー提供)


カラーンの大ミナレット (トリップアドバイザー提供)


◆ラビハウズ池(Lyabi-Hauz)

 ラビハウズ(Lyabi-Hauz)は、クカリダシュ・メドレセ、ナディール・ディヴァンベギ・ハナカ、ナディール・ディヴァンベギ・メドレセというブハラ旧市街にある三つの巨大な建築物に囲まれた人口の池を指します。

 池の大きさは36m×46mあります。伝説によると、アブドゥールアジズ・ハーンの大臣ナディール・ディヴァンベギは、この地に住んでいた女性に土地を売ってくれるよう依頼しましたが、女性はそれを断りました。

 そこで大臣は彼女の 家の下に運河を通し、家を流してしまったので、彼女は土地を手放さざるを得らなくなりました。そのため、このハウズは「力ずくのハウズ」と呼ばれていそうです。

 さらに、池の周囲は水を利用するため、池の面に降りられるように階段がついています。ハウズ周辺には、その昔バザール(ミニ市場)があり、食べ物などが売られていました。

 ラビハウスEnsemble, Bukhara, ウズベキスタンハウズの北側に建っているのが、クカリダシュ・メドレセです。80m×60mの巨大な建築物であり大きな建築物が多いブハラで、もっとも大きなメドレセです。

 西側には1619年から20年にかけて建設されたナディール・ディヴァンベギ・ハナカがあります。さらに東側の建築物がナディール・ディヴァンベギ・メドレセです。アーチに鹿をつかんで太陽の方へ飛び立つ鳳凰の絵が描かれています。


ブラハ市民の憩いの場、リャビハウズ池    出典:トリップアドバイザー


Lyabi House Bukhara (トリップアドバイザー提供)


Lyabi House Bukhara (トリップアドバイザー提供)


ブハラ (トリップアドバイザー提供)


ブハラ (トリップアドバイザー提供)


つづく