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  シルクロードの今を征く
Now on the Silk Road

カパルチャルシュ

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月23日 更新:2019年4月~6月
独立系メディア E-wave Tokyo
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 次はトルコのイスタンブールです。

カパルチャルシュ


バヤズィト門
Source:Wikimedia Commons

 カパルチャルシュ(トルコ語: Kapalıçarşı)は、トルコ・イスタンブールにあるバザールです。

 カパルチャルシュは「屋根付き市場」を意味します。日本では英語での名称である「グランドバザール(Grand Bazaar)」とも呼ばれます(フランス語での名称「グランバザール(Grand Bazar)」とも)

概要


カパルチャルシュの街路
Source:Wikimedia Commons

 1455年から1461年にかけ、当時のオスマン帝国皇帝のメフメト2世の命により建設されました。16世紀のスレイマン大帝の時代に大幅に拡張され、1894年の地震で損傷したが修復されて現在に至っています。

 広さ30,700平方メートルで、66の街路、4000の店舗があります。宝石類、陶器、香辛料、絨毯類を扱う業者が、業種ごとに同じ街路に集中して出店しています。

 近年までバザール内に5つのモスクが存在しましたが、現在は2つのみが残っています。


17世紀から存在するキオスク
Source:Wikimedia Commons

 注)キオスク(ペルシア語: کوشک‎ / kušk; トルコ語: köşk; 英語: kiosk)
  キオスクは、中東や地中海沿岸などで発達した庭園の簡易建造物。東屋や
  ガゼボなどと同じく小さな建物で、全面または一部の面に壁がなく、外に開放
  されています。


商品で満ちた店舗
Source:Wikimedia Commons

アクセス

 トラム T1線 ベヤズット=カパルチャルシュ(Beyazıt-Kapalıçarşı)停留所の北 約100m
 イスタンブールの伝統的市場
 カパルチャルシュ(グランド・バザール)
 ムスル・チャルシュ(エジプシャン・バザール)

関連項目

 スーク
 バザール方式
 オスマン建築


モスクつづく