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キーワード:新型コロナウイルス、COVID-19、日本、感染状況、死亡率、総合リスク、死亡状況 ◆青山貞一:世界の新型コロナ(COVID-19)感染最新状況へ ◆青山貞一:日本の新型コロナ(COVID-19)感染最新状況へ みなさま 青山貞一、池田こみち(環境総合研究所顧問)です。 致命率と死亡率との関係は以下の通りです。 <用語解説>致命率 (CFR: case fatality rate) は、疫学において特定の疾病に罹患した母集団のうち、その感染が死因となって死亡する割合。致命率は通常、%で表されリスクの測定値を表す。 なお、英語では fatality rate としていましたが、正確には、その前に caseがつき、case fatality rate(CFR)となります。 さて、日本政府は緊急事態宣言を全都道府県で解除しましたが、今回の調査結果を見ると、100人以上の感染者がある都道府県の致命率(CFR:%)は、多くの都道府県で増加しています。 致命率は、救急搬送(ネットワーク)、救急医療、病床数、院内リスク管理体制、医師・看護数、既往症・持病者対応、高齢者対応など院内感染、医療崩壊に通ずる重要な観点の総合指標と言える指標であり、これが高い自治体を安易に解除することはリスク管理上きわめて問題があります。 その観点で、以下のデータをご覧ください。赤色がCFRが5月26日調査結果より上昇している都道府県です。また全国平均も増加しています。 なお、世界平均(WHO調査)、ドイツ、韓国についても調べましたので、ご覧ください。
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