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検察審査会による
小沢一郎強制起訴
そのものが虚偽で架空!?

青山貞一
掲載月日:2012年4月18日
 独立系メディア E−wave Tokyo


 小沢一郎議員への判決が近づいているが、やっぱりというか、信じられないことが起きている。

 東京地検特捜部が小沢起訴を断念した後、検察審査会が2度にわたって起訴相当をだし、小沢氏が強制起訴されたのだが、どうも検察審査会は実際には開かれていないのではないかという疑惑がもちあがっているのだ。

 何ともすごい「一市民」がいるものだ。最高裁・検察審査会事務局に直接電話、それも何度も行いその内容を一部始終自身のブログで公開している。

 まずは、以下のふたつのブログを読んで欲しい。

◆最高裁・検審事務局は審査員を召集していない?審査員会議も開いていない?!
 
◆最高裁・検審事務局は「審査員会議も開いていない」と暴露され大ショック!

 どうみても、最高裁・検察審査会事務局は、審査員を招集しておらず、審査員会議も開いていない。

 もともと、本件は審査員の平均年齢問題、その修正、審査会の日程非公開、会議録非公開、審査員選定ソフト開発問題、同入札問題、検察審査会の事務局が最高裁にあることなど、どれをとっても疑惑に次ぐ疑惑だった。

 しかし、「一市民が斬る」氏が言うように、実際に最高裁・検察審査会事務局は、審査員を招集しておらず、審査員会議も開いていないとすれば、すべてが氷解するのである。
 
 もとより、審査員の平均年齢問題、その修正、審査会の日程非公開、会議録非公開は、異常中に異常である。審査員の氏名を非公開とするのは、百歩譲っても、いつどこで審査会が開催されたかについてまで非公開すること自体おかしい。
 
 この間、ひょっとすると、審査員も選んでおらず、審査会も開いていないのではないかという憶測が一部の論考にあった。

 だが、上記のブログにあるように、直接電話したやりとりを見る限り、何でもかんでも非公開を決め込む裏に、最高裁・検審事務局は審査員を召集していない?審査員会議も開いていないとしたら、すべてが氷解する。

 「一市民が斬る」氏自身も述べているように、電話でこれだけのことを言われれば、普通なら事務局の担当者は怒ったり、電話を打ち切ったりするだろう。

 おそらく、事務局は何があっても、何を言われても一切起こらず、電話を切らず、しかも何も相手には言わないということになっているのだろう。

 ここまで最高検、最高裁が関与しているとなると、4月26日の小沢一郎判決も予断を許さなくなる。末恐ろしいことだが、この事件は当初から、すべてが異常で不可思議、虚偽、ねつ造に満ちている。

 それにつけても、「一市民が斬る」氏はすごい!

 本来、マスコミがまともなら、「一市民が斬る」氏がすることをマスコミの記者がすべきである。

 にもかかわらず新聞、テレビなどのマスコミは、地検特捜部や東京地検のリークや政治部上層部の偏見、記者の思い込みなどでこの間、全社あわせれが何百、何千という記事を捜査当局によればとか、司法当局によればなど、出所は示さず、小沢氏について何ら証拠がないまま、書きたい放題書いてきた。

 何とも恥ずかしいことである。

 こうなると、4月26日の判決は、無罪か公訴棄却とならないとおかしい。

 検察審査会が2回起訴相当を出したが、その起訴は、どう見ても刑事事件訴訟法の第338条4項の公訴提起の手続がその規定に違反したため無効であるときに該当するからだ。

 万が一にも本件で有罪判決はありえないだろうが、今の日本の司法では何があっても不思議ではない!