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春の福島歴史・文化短訪

G会津若松市の飯盛山-6

忠犬クマ
青山貞一 池田こみち
掲載月日:2012年5月4日
 独立系メディア E−wave Tokyo


 飯盛山を下山すると、そこに白虎隊記念館があった。時間の関係で入らなかったが、記念館には下の写真にあるように、1万2000点の史料が陳列されているそうだ。次回会津に来たときはぜひ拝見したい。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.5.2

 そのすぐそばに、下の写真があった。まさに忠犬ハチ公の白虎隊版である!


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.5.2


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.5.2

 上にある写真の主は、白虎隊で生き残った酒井峰冶が飯森山の裏手を敗走しているとき愛犬クマと再会した場面を銅像化したもの。

 なお、平成の時代になってから、この白虎隊で生き残った酒井峰治の手記が見つかっている。手記は”戊辰戦争実歴談”。 以下で”戊辰戦争実歴談”の全文が見れる。

 ◆戊辰戦争実歴談◆
 原文 : 白虎隊記念館『生存白虎酒井峰治銅像の由来』

 以下はこれを現代口語訳した訳者の辞。

 白虎士中二番隊生存者の一人である酒井峰治が書き残した手記、『戊辰戦争実歴談』を現代口語訳してみました。

 文中の黒の( )は原文にもあるものですが、原文にはない句読点や、「 」(←人の台詞)等、文章を判りやすくする為に補った箇所があります。

 また、茶色の( )は説明の補足や管理人の見解、漢字の読み方、言葉の意味の注釈です。原文の魅力を損なわないよう気をつけながら、出来るだけ読み易い現代文に改めたつもりですが、管理人は歴史の専門家ではなく、あくまで素人の解釈にて訳したので、読み違いや意味の取り違い等もあるかもしれません。

 故に、現代語訳が100%正確であるとは思わないでください。尚、あやふやな点は、研究者のM氏にご教授いただきました。師匠、色々お世話になり有難うございましたm(_ _)m


 下は飯盛山から下ったところにあったすばらしい庭の風景である。あまりに美しいので一枚撮影。


撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012.5.2

◆飯森山の放射線量測定値 2012年5月2日 小雨

 地上1mで 0.08〜0.11μSv/h、

 測定:青山貞一、池田こみち 環境総合研究所
 
つづく