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ひさびさの八ッ場ダム講演
in 群馬県高崎市(1)
青山貞一
東京都市大学、環境総合研究所
環境行政改革フォーラム
掲載月日:2012年10月14日
 独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁


 2012年10月14日、13時半〜から高崎市市民活動センター ソシアスでSTOP 八ッ場ダム 市民ネット主催により、「3・11以降、激しくなった税金の乱費〜復旧、復興事業、 八ッ場ダムを事例に〜」をテーマに、ひさびさ八ッ場ダム関連の講演をしてきました。





 群馬県選出の国会議員、政策秘書も3人見えられ、また遠路はるばる横浜、川崎からも参加されました。

 下は講演が始まる前、群馬選出の中島衆議院議員と議論しているところです。中島議員は、この春、参議院議員会館で「がれき広域処理」問題で議員対象の講演をしたときも、一番前の席で熱心に聞いてくれました。

 中島議員は、八ッ場ダム工事再開となったとき、民主党議員で最初に民主党を離党された勇敢な議員です。


中島政希衆院議員(58)=比例北関東=と始まる前に議論
撮影:鷹取敦

◆野田政権第1号]中島衆院議員、民主離党へ
八ツ場ダム再開反対
(日刊ゲンダイ2011/12/24)

 野田政権が八ツ場ダムの建設再開を決めたことに反発し、民主党の中島政希衆院議員(58=比例北関東)が23日、離党する方針を固めた。

 中島議員は、党群馬県連会長代行を務めており、09年、民主党マニフェストに八ツ場ダム建設中止が盛り込まれるように尽力したひとり。日頃から「八ツ場ダム問題はライフワーク。何としてでも中止できなければ民主党の存在意義がない」が持論で、国や党に建設中止を求めていた。

 中島氏は、田中秀征・元経企庁長官の政策秘書などを経て09年に初当選した1年生議員。右往左往の野田政権はとうとう離党者まで出した。

 以下は当日使った200枚のパワーポイントのうち25枚を使って講演の概要を紹介しています。


出典:青山貞一

 かつて日本はOECDの先進各国の主に土建系公共事業費で総額、GDP対比、面積対比のいずれでもダントツの一位であった。


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一

 経年を見ても、日本の政府支出に占める主に土建系公共事業費の割合は、ダントツで一位になっていた。


出典:青山貞一

 その後、自民党政府、民主党政府下でいくらか改善されたものの、それでも先進諸国ではやはりダントツ状況が続いてきました。

 しかし、3.11以降、復旧、復興予算の名の下に巨額がつぎ込まれています。


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一

 日本の国の複雑な会計システムと社会資本整備、とりわけ土建予算との関係、復旧・復興予算が省庁の権益争いによりこれ以上ないほどムダに使われている実態、すでに23回、現場に行っている八ッ場ダム事業を事例として話しました。


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一

つづく