◆「世界の100人」に社民・福島氏!? 米誌「反原発活動で評価」 米英独仏大統領とともに…
2011.11.29 19:06 産経新聞
社民党の福島瑞穂党首は29日の記者会見で、米ワシントン・ポスト・グループの外交誌「フォーリン・ポリシー」が世界で活躍する活動化や政治家ら100人を選ぶ「グローバル・シンカー2011」に選出されたことを明らかにした。米ワシントンでの発表レセプションに出席するため30日〜12月4日に訪米する。
原子力発電に30年近く反対してきた活動が評価され、事実婚の夫、海渡雄一弁護士とともに選出された。福島氏は「大変良かった。これからも日本の中でしっかり政治をやっていきたい」と述べた。
100人の中にはオバマ米大統領や英独仏トップ、ミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんらも選ばれた。
福島氏は訪米中、ダニエル・イノウエ上院議員や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対する労働組合幹部らとも会談し、沖縄の米軍基地問題などについて意見交換する。
◆最も有名な反原発カップル 福島党首と海渡氏に米紙
2011.8.21 14:25 産経新聞
20日、米紙ニューヨーク・タイムズが掲載した社民党の福島党首と日弁連の海渡雄一事務総長の記事(共同)
20日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、社民党の福島瑞穂党首と日弁連の海渡雄一事務総長の夫妻を取り上げ「日本で最も有名な反原発カップル」と評した。原発差し止め訴訟などに取り組んだ海渡弁護士は福島第1原発事故後「私の人生は失敗だ。こんな事故を防ぐため力を尽くしてきたのに防げなかった」と思ったという。
記事は東京発で、ページ半分を割いて掲載された。2人が取り組んできた反原発の行動は「徒労に終わることもしばしば」と指摘。福島原発事故後に脱原発世論が盛り上がり「(反原発運動の)沈滞は打ち破られた」とした。
2人は夫婦別姓を求め、婚姻届を出さない事実婚を選んだとし「日本の民法は夫婦同姓を義務付けている」と背景を説明。福島党首の母親は婚姻届を出すよう求め、海渡弁護士と口論になったこともあると紹介した。(共同)
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