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<関連スレッド:地方 沖縄 首都圏 国 経済> 慰安婦像問題でにわかに注目を浴びているサンフランシスコ市ですが、人口規模が68万人の同市の議員数は、何と11人、歳費(報酬)は年間一人約250万円です。 この11人、歳費は年間一人約250万円には誰でも驚くのですが事実です。 ところで、日本の地方自治体議会議員の歳費、費用弁済、政務調査費について自治体別のデータです。小さい字でみえヅらいのですが、拡大してご覧ください。 , 費用弁済とは、議会がある日に議会に出席するともらえる日当です。もともと歳費をもらっている議員になぜ、費用弁済があるのか不思議です。 , 政務調査費に至っては、ごく一部以外、議員が調査、報告し、議員立法や行政事業、予算チェックなどのための費用として使っているかどうかが課題となります。多くの議員は歳費の一部と思っているようです。 以下は地方議員の歳費(報酬)です。平均月額の最高と最低で示してあります。 , 出典は国立国会図書館のレファレンス 2006年7月号 次は、都道府県議員が受ける費用弁済(日当)です。これは議会、委員会の開催日に出席することで議員がもらえる日当です。 費用弁済については、東京都議会議員の音喜多議員が次のブログで痛烈に批判しています。 ◆1日1万円、都議会議員の「費用弁償」は供託(≒受け取り拒否)しております 音喜多議員 |
出典は国立国会図書館のレファレンス 2006年7月号
3つめは政務調査費です。 この政務調査費に至っては、本当に調査、報告し、議員立法補佐費などに使っている議員がいるのか極めて分かりにくく、実際、多くの議員が歳費(報酬)の一部と思っている場合が多いはずです。 , いずれにせよ、68万人の米国サンフランシスコ市は議員数11人で、年間一人当たりの歳費が約250万円と、人口規模で言えば日本の政令指定都市に近いわけですが、日本の場合は、議員数でざっと4〜6倍、歳費でざっと3〜5倍多いと言えます。またサンフランシスコ市には費用弁済、政務調査費などはないはずで、日本の地方議員がいかに多くの税金を歳費、費用弁済、政務調査費としてもらっているかがよくわかります。 , 日本の地方議会の場合、自民党や自民系政党が圧倒的に多い自治体が多く、それらの議員が野党議員や女性議員をヤジで罵倒したり、さまざまなハラスメントをしていることが多く報告されています。 また歳費については、兵庫県議が東京への出張旅費として偽装し累積で膨大な政務調査費を使っており、詐欺罪で有罪となったり、ある地方議員が沖縄出身の女性参議院議員の「秘書」になり、女性国会議員の国会活動などのカラー印刷費に自治体の政務調査費を使ったりと、とかく問題が指摘されています。 |
出典は国立国会図書館のレファレンス 2006年7月号
出典は国立国会図書館のレファレンス 2006年7月号